羽田空港へのアクセス方法には、京急線や東京モノレール、リムジンバスなどさまざまな選択肢がありますが、東京都心から向かう場合、多くの人が京急線か東京モノレールで迷うのではないでしょうか。
「できるだけ安く行きたい」「スーツケースがある」「混雑は避けたい」など、条件によって最適なルートは変わります。
この記事では、品川・新橋・浜松町といった主要駅から羽田空港へのアクセスをもとに、京急線と東京モノレールの所要時間・運賃・向いている人の違いを比較し、結局どちらがおすすめなのかをわかりやすく解説します。
京急線で品川など東京都心から羽田空港へ

東京都心から京急線で羽田空港へ向かう場合、品川駅から羽田空港直通の電車が運行されています。
京急線は都営浅草線と相互乗り入れしているため、新橋駅や日本橋駅から乗り換えなしで羽田空港へアクセスできるのが大きな特徴です。
車両は京急線や都営浅草線で使用されているものと同じで、ロングシート車両が基本となっています。
■品川駅では京急1番線ホームより発車

品川駅でJR線から乗り換える場合、連絡口改札を通ってすぐのところに羽田空港行きのホーム(1番線)がありますので便利です。
品川駅のホームには整列位置が列車ごと分けられています。
羽田空港行きは都営浅草線・京成線から来る電車ですので、座れないことがあります。
羽田空港行きの京急線運行種別

羽田空港に行く京急線の運航種別には「(エアポート)快特」、「特急」、「急行」があります。
また、京急線は羽田空港内に、「羽田空港第3ターミナル」と「羽田空港第1・第2ターミナル」の2駅あります。
(エアポート)快特
日中の時間帯は「エアポート快特」と「快特」あわせて20分に1本運行しています。
「エアポート快特」は品川駅を出ると羽田空港の各駅まで途中停車駅なしで運行します。
「快特」は途中の京急蒲田駅に停車します。
特急
日中の時間帯に20分間隔で運行しています。
品川駅からは「(エアポート)快特」と「特急」が交互に発車します。
「特急」は青物横丁、平和島、京急蒲田と空港線内の各駅に停車します。
快特に比べて羽田空港まで時間がかかりますが、途中駅を利用される方には便利ではないでしょうか。
急行
日中以外の時間帯は「急行」が運行されています。
「急行」は青物横丁、立会川、平和島、京急蒲田と空港線内各駅に停車します。
特急との違いは立会川駅に停車するかどうかです。
品川・新橋駅から羽田空港各ターミナルへの所要時間・運賃
羽田空港内の各駅までの所要時間・運賃は以下の通りです。
■羽田空港第1・第2ターミナル
| 出発駅 | 所要時間 | 運賃 |
|---|---|---|
| 品川 | 15分(快特) 20分(特急) 22分(急行) | 330円(きっぷ) 327円(ICカード) |
| 新橋 | 25分(快特) 30分(特急) 33分(急行) | 550円(きっぷ) 541円(ICカード) |
■羽田空港第3ターミナル
| 出発駅 | 所要時間 | 運賃 |
|---|---|---|
| 品川 | 13分(快特) 18分(特急) 19分(急行) | 330円(きっぷ) 327円(ICカード) |
| 新橋 | 23分(快特) 28分(特急) 29分(急行) | 510円(きっぷ) 505円(ICカード) |
京急線が向いている人・向いていない人
京急線は、東京都心から羽田空港までを安く・早く移動できるのが最大の魅力です。
一方で、利用シーンによっては合わない場合もあります。
京急線が向いている人
- できるだけ交通費を抑えたい人
- 荷物が少なく、立ち乗りでもそれほど気にならない人
京急線は運賃が安く、所要時間も短めです。
「多少混んでいても問題ないから、早く安く行きたい」という人には、非常に使いやすい路線といえます。
京急線が向いていない人
- スーツケースなど大きな荷物がある人
- 朝夕の混雑が気になる人
京急線の車両はロングシートが基本のため、荷物が多いと車内での移動や立ち位置に気を使うことがあります。
また、通勤時間帯は混雑しやすいので、ゆったり移動したい場合は注意が必要です。
京急線利用時の補足ポイント
京急線は仕組みがシンプルなので、初めて利用する場合でも大きく迷うことはありません。
品川駅から利用する場合は、「羽田空港行き」の列車に乗ればOKです。
快特やエアポート快特といった種別の違いもありますが、基本的にはどれに乗っても羽田空港へ向かいます。
空港到着後も、車内アナウンスや案内表示があるため、降りるターミナルが分からなくなる心配はほとんどありません。
「京急線は難しそう」と感じている方でも、実際には思っているよりシンプルで使いやすい路線です。
東京モノレールで浜松町駅から羽田空港へ

東京モノレールは浜松町駅と羽田空港第3ターミナル駅を空港快速で最速13分で結びます。
日中平均4分間隔で運行していて、運行本数も京急線に比べ充実しています。
モノレールの浜松町駅は始発駅ですので混んでいる時間帯でも1本見送れば座れます。
車内に荷物置き場もありますので、大型の荷物があっても安心して乗れますよ!
羽田空港行きの東京モノレール運行種別

東京モノレールの運航種別は「空港快速」、「区間快速」、「普通」の3種類ありますが、それぞれの種別を解説します。
空港快速
空港快速が最速達タイプで、浜松町駅を出ると羽田空港第3ターミナルまでノンストップです。
区間快速
浜松町駅から流通センターまで各駅に停車し、そこから先は羽田空港第3ターミナルまでとまりません。ちなみに区間快速は途中で抜かされることはありません。
普通
各駅に停車します。列車によっては途中の「昭和島駅」で空港快速に追い抜かされます。
混雑度合いは3種別の中で比較的空いています。
浜松町駅から羽田空港各駅への所要時間・運賃
羽田空港内の各駅までの所要時間・運賃は以下の通りです。
| 浜松町駅 から | 所要時間 (空港快速) | 運賃 (きっぷ) | 運賃 (ICカード) |
|---|---|---|---|
| 第3ターミナル | 13分 | 520円 | 519円 |
| 第1ターミナル | 16分 | 520円 | 519円 |
| 第2ターミナル | 18分 | 520円 | 519円 |
東京モノレールが向いている人・向いていない人
東京モノレールは、移動の快適さやわかりやすさを重視する人向けのアクセス手段です。
東京モノレールが向いている人
- 大きめのスーツケースを持っている人
→ 車内に比較的余裕があり、荷物を持った移動でもストレスが少なめです。 - できるだけ速く、ストレスなく羽田空港へ行きたい人
→ 浜松町駅からのルートがシンプルで、初めてでも迷いにくいのが特徴です。
東京モノレールが向いていない人
- 交通費をできるだけ抑えたい人
→ 京急線と比べると運賃はやや高めになります。
東京モノレール利用時の注意点(時間帯・混雑)
東京モノレールは、全体的に運行が安定している路線ですが、時間帯によっては混雑します。
特に、朝の通勤時間帯(7:30〜8:30頃)は、浜松町駅を中心に混み合いやすいため、時間に余裕を持って利用するのがおすすめです。
天候についても、通常の雨や多少の風で大きな影響を受けることは多くありません。
ただし、台風などの荒天時には遅延が発生する可能性があるため、出発前に運行情報を確認しておくと安心です。
京急線と東京モノレールの羽田空港へのアクセスを比較


京急線と東京モノレールの羽田空港までの所要時間・運賃などを表にまとめました。
■所要時間
| 到着駅 | 京急線 品川駅 | 東京モノレール 浜松町駅 |
|---|---|---|
| 第1ターミナルまで | 15分 | 16分 |
| 第2ターミナルまで | 15分 | 18分 |
| 第3ターミナルまで | 13分 | 13分 |
※京急線は快特利用、東京モノレールは空港快速利用。
■運賃・日中運行間隔など
| ー | 京急線 品川駅 | 東京モノレール 浜松町駅 |
|---|---|---|
| 運賃(現金/IC) | 330円/327円 | 520円/519円 |
| 日中 運行間隔 | 10分間隔 (快特・特急 あわせて) | 平均5分間隔 |
| 出発駅での 乗換可能路線 | 東海道新幹線・山手線 京浜東北線・東海道線 横須賀線 | 山手線・京浜東北線 都営地下鉄浅草線 大江戸線 |
東京都心から羽田空港へ行く場合、安く行くなら京急線、大型の荷物がある場合は東京モノレールがおすすめです。
東京都心から京急線&モノレールでの羽田空港アクセスまとめ

今回は羽田空港へのアクセスとして「京急線」と「東京モノレール」を解説しました。
京急線は品川駅から羽田空港まで直通運転しており、エアポート快特の場合、乗り換えなしで最短約13分と所要時間も短く、時間を重視する方におすすめです。
東京モノレールは羽田空港の各ターミナル駅から出発ロビーまでも近く、到着後すぐにチェックインできます。
また、車窓から東京湾やお台場の景色を楽しめるのもポイントです。
出発地や所要時間、快適さを比較して、自分に合ったアクセス方法を選びましょう。


