LCC(格安航空会社)は安いものだと、手数料等込みで1万円以内で東京(成田)から北海道や沖縄へ行けます!
その一方でサービス面や座席が心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はLCCのジェットスターの座席、サービス、そして、実際に新千歳から成田まで搭乗した感想も含めお届けしますね。
ジェットスターとは
「ジェットスター」は、LCC(格安航空会社)の一つでオーストラリアの航空会社「カンタス航空」の子会社で、主にオセアニア・アジア地区の各地で展開しています。
日本国内の路線は、ジェットスタージャパンが運航しています。
ジェットスタージャパンの使用機材(A320)
ジェットスターの国内線で使われている機材は、すべてエアバスA320で、座席は横が3-3の6列で、定員が180名です。
A320はジェットスター以外にもピーチアビエーションなど多くのLCCで使用されています。
ジェットスター チケット予約・購入方法
ジェットスターの航空券は次の場所で予約・購入できます。
- ジェットスター公式ホームページ
(ウェブ・アプリ) - ジェットスターのコールセンターへ予約・購入
- 「ソラハピ」や「エアトリ」などの格安航空券予約サイト
- 空港での当日予約
ジェットスターの航空券はインターネット購入がおすすめです。
電話予約や当日空港でも購入できますが、手数料がネット予約に比べて割高ですので、あまりおすすめしません。
ジェットスターの搭乗までの流れ(新千歳空港)
ジェットスターの場合、空港での搭乗手続きは出発2時間前から行っています。
出発30分前までには搭乗口に行く必要があるので、余裕を持って搭乗手続きをすませましょう。
新千歳空港ジェットスターチェックインカウンター
ジェットスターのチェックインカウンターは出発口「E」と「F」の間にあります。
チェックイン
チェックイン手続きは空港の自動チェックイン機かジェットスターホームページから行います。僕は空港の自動チェックイン機を使いました。
チェックインすると搭乗券と荷物タグ(受託手荷物がある場合)が印刷されます。
荷物を預けない場合は搭乗券を持ってそのまま手荷物検査に進みます。
※機内持込手荷物は大きさ・重さに制限があります。
受託手荷物
荷物を預ける場合はチェックインカウンターで預けます。
チェックイン機で印刷された搭乗券と荷物、荷物タグを渡して、重さの確認等が済んだら完了です。
荷物の重さは空港でも測れますが、ラゲッジスケールがあると便利です。
荷物の預入は予約後にも申し込めますが、予約時に申し込んだ方が割安です。
新千歳空港 手荷物検査
ジェットスターは手荷物検査場は空港の入口から離れている出発口「F」を利用します。
新千歳空港は成田空港みたいにLCC専用ターミナルにはなっていないのでターミナル間を移動するなどの手間はありません。
手荷物検査場から搭乗口までは離れていなくてよかったです!
ジェットスター 搭乗の流れ
ジェットスターの優先搭乗
ジェットスターの優先搭乗は小さなお子さんをお連れの方とお体が不自由な方、(非常口座席)1、12、13列目の方を対象となります。
ちなみにANAやJALみたいに上級会員向けの優先搭乗はありません。
優先搭乗後の搭乗順
優先搭乗が終了したら、窓側(A・K席)、それ以外の席の順に搭乗します。
僕は搭乗口の横にいて、搭乗のアナウンスが鳴ったら、すぐに乗りました。
(座席が「28A」と窓側の後ろ座席でしたから。)
機内に入る際にチケットを見せる必要あり
飛行機に乗るときに客室乗務員にチケットを見せる必要がありますので、改札終了後もすぐにチケットを出せるようにしましょう。
優先搭乗組が座席に座りきらなかったからか、しばらく立ち止まりました。
ジェットスタージャパン 新千歳→成田
今回は新千歳空港から成田空港へ向かう便をレビューします!
ジェットスター A320 座席回り
シートは革張りで、シートは薄くて、後ろの人の足などが当たってしまうと少し気になります。
(僕はそれを承知で乗っていますが。)
座り心地は、新千歳から成田まで2時間弱座っていましたが、特に疲れることはないです。
僕は窓側の席に座りましたが、そこまで狭い感じはしませんでした。
今回乗った便は、後続の便が機材繰りの関係で欠航になったこともあってか満席でした。
シートポケット
シートポケットは座席の上の方にあるタイプです。
安全のしおりです。離陸前に客室乗務員が実演していました。
新千歳空港離陸
ほぼ定刻通りに新千歳空港を離陸しました。
気流がよくなかったせいか、シートベルト着用サインが離陸後しばらく消えませんでした。
離陸から20分ぐらいして、ようやく消えました。
ジェットスターカフェ
シートベルト着用サインが消えた後、「ジェットスターカフェ」という飲食物の販売が始まりました。
僕は、オプションセットの「ちゃっかりPLUS」をつけたので500円のバウチャーがついてきました。
そうすると、「mori様、バウチャーがありますが、何にしますか。」と言われました。
離陸前に一応メニューは見ていましたが、バウチャーのことをすっかり忘れてしました(苦笑)
とっさに、「お茶とキットカット」を選びました。
成田空港着陸
成田空港の近くまで来ましたが、成田空港の滑走路が混雑で着陸が遅くなると機長からのアナウンスが流れました。
成田空港は何度か利用していますが、着陸に時間がかかったのは、実は今回が初めてでした。
千葉県と茨城県の上空を何回も旋回していたのが窓からもはっきり見えました。
最終的には15分遅れながら成田空港に着陸しました。
成田空港第3ターミナルに到着
ジェットスターは成田空港第3ターミナルでの発着です。
第3ターミナルはLCC専用のターミナルなのでタラップを降りて、地上を歩いてターミナルへ行きます。
タラップとターミナルをつなぐ通路は屋根付きの簡素な作りです。
成田空港第3ターミナルサテライトから本館へ
国内線は「サテライト」に到着するので、一度4階までエスカレーターで上がり、本館とサテライトを連絡ブリッジを渡ります。
ブリッジを渡り終えたら、手荷物引渡場がある1階までエスカレーターで降ります。
手荷物引渡場から荷物が出てくるのは意外にも早く、僕が最後の方に飛行機を降りたからかもしれませんが、すでに預けていた荷物が何回かターンテーブルを回っていました。
荷物を受け取ったら到着ロビーに出ます。
成田空港第3ターミナル到着ロビー
手荷物引渡場を出てしばらく歩くと到着ロビーが見えてきます。
バス乗車券カウンター
到着ロビー1階にバス乗車券カウンターがあります。
行先によって窓口は変わりますので、チケット購入する際には注意しましょう。
成田空港 第3ターミナル 出口
第2ターミナル行きの連絡バス、連絡通路、第3ターミナルのバス・タクシー乗り場へはエスカレータが2階へ上がります。
電車で成田空港から各地に行く場合は第2ターミナルに行く必要があります。
第2ターミナルへは無料の連絡バスが便利です!
ジェットスター搭乗機~新千歳→成田~まとめ
今回はジェットスタージャパンでの新千歳空港発成田空港行きの搭乗記を書きました。
座席は多少狭かったですが、短時間のフライトでしたのでそれほど気になりませんでした。
LCC全体にいえることですが、搭乗口に30分前に行く必要があったり、荷物の重量超過に対して厳しいです。また、限られた機材でやりくりしていますので、遅れや欠航になる場合があります。
時間に余裕があれば、安い運賃で遠くまでへ行けるLCCも利用してみてはいかがでしょうか。
\お時間があればあわせてどうぞ/
■ピーチアビエーション「成田→新千歳」
■東京駅~成田空港 エアポートバス「TYO-NRT」