JR東日本の共通ポイント「JREポイント」は電車に乗ったり、エキナカで買い物したりと様々な方法で貯まりますが、使い方が気になりますよね!?
当記事ではJREポイントの使い方をまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
また、JREポイントの貯め方については別記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。
■JREポイントの貯め方
JREポイントの使い方

JREポイントの使い方はSuicaへのチャージなど以下の方法があります。
- Suicaにチャージする
- Suicaグリーン券に交換
- 新幹線eチケットに交換
- JR東日本の新幹線グリーン車・グランクラスにアップグレード
- えきねっとチケットレスサービスに交換
- どこかにビューーン
- 駅ビルで使う
- ショッピングモールサイト「JREMALL」で使う
- 商品や提携ポイントに交換
それぞれ詳しくみてみましょう。
使い方①Suicaにチャージする
JREポイントは1ポイント=1円として、1円単位でSuicaにチャージが可能です。
(1回の申請で10,000ポイントが上限)
※期間限定ポイントはSuicaにチャージできません。
Suicaへチャージするには事前に JRE POINT WEBサイトから申し込む必要があります。
カードタイプのSuicaとモバイルSuicaのSuicaにチャージする方法を紹介します。
1.カードタイプのSuica
カードタイプのSuicaにチャージをする場合、申込完了後にメールが届きますので、駅の券売機でチャージできます。
チャージできるのは申込翌日から7日以内(0:00~7:00は除く)です。申込んだ当日はチャージできません。
2.モバイルSuica
モバイルSuicaにチャージする場合、申込完了後にメールが届いたら、モバイルSuicaアプリ上で受取操作して、チャージをします。
受取できるのは申込完了後、8日以内です。
(2:00~4:00の間はチャージできません)
カードタイプのSuicaとは異なり、申込み完了後すぐにSuicaにチャージできます。
使い方②Suicaグリーン券に交換する
JR東日本エリアの普通列車グリーン車自由席に乗車できる「Suicaグリーン券」に600ポイントで交換できます。(通常ポイント・期間限定ポイントの両方使えます)
普通列車グリーン車は距離や平日・休日で料金が変わりますが、JREポイントで交換する場合は同一ポイントで引き換えられますので、51㎞以上の区間を利用する場合に特におすすめです。
Suicaグリーン券で乗車できるのは以下のエリアです。

Suicaグリーン券の使い方
Suicaグリーン券を使うには事前にJREポイント公式サイトから交換手続きが必要です。
交換手続きが完了するとメールが届きますので、乗車日当日にSuicaグリーン券を受け取ります。
Suicaグリーン券の受け取り場所は、SuicaカードとモバイルSuicaで異なります。
- Suicaカード・・・乗車駅の自動券売機
- モバイルSuica・・・モバイルSuicaアプリ
使い方③新幹線eチケットに交換する
JREポイントをチケットレスで乗車できる「JRE POINT特典チケット(新幹線eチケット)」に交換できます。(乗車できるのは普通車指定席です))
「新幹線eチケット」について詳しくは以下の記事のご覧ください。
「JRE POINT特典チケット」に交換可能な区間
JREポイントから「JRE POINT特典チケット」に交換できるのはJR東日本エリアの新幹線です。
- 東北新幹線
- 山形新幹線
- 秋田新幹線
- 上越新幹線
- 北陸新幹線
(東京~上越妙高)
「JRE POINT特典チケット」の交換ポイント数
「JRE POINT特典チケット」での交換ポイント数は、距離に応じて変わります。
距離 | JREポイント 特典チケット 交換ポイント数 |
---|---|
0~100㎞ | 2,160ポイント |
101~200km | 4,620ポイント |
201~400km | 7,940ポイント |
401km~ | 12,110ポイント |
※交換ポイント数はおとな、こどもとも同じポイント数です。
使い方④新幹線のグリーン車・グランクラスへのアップグレード
JREポイントを使って、新幹線eチケットの普通車指定席からグリーン車、グランクラスへのアップグレードができます。(JR東日本区間に限る)
アップグレードに必要なポイント数
アップグレードに必要なポイント数は列車ごとに異なります。
■グリーン車
列車名 | グリーン車 (通常) |
---|---|
はやぶさ | 3,500ポイント |
はやて・やまびこ | 3,000ポイント |
なすの | 1,500ポイント |
こまち | 3,000ポイント |
つばさ | 3,000ポイント |
とき | 3,000ポイント |
たにがわ | 1,500ポイント |
かがやき・はくたか | 3,000ポイント |
あさま | 2,000ポイント |
■グランクラス
列車名 | グランクラス (飲料・軽食なし) | グランクラス (飲料・軽食あり) |
---|---|---|
はやぶさ | 6,500ポイント | 8,500ポイント |
はやて・やまびこ | 6,000ポイント | ー |
なすの | 4,500ポイント | ー |
とき | 6,000ポイント | ー |
たにがわ | 4,500ポイント | ー |
かがやき | ー | 8,000ポイント |
はくたか | 6,000ポイント | ー |
あさま | 5,000ポイント | ー |
※交換ポイント数はおとな、こどもともに同じポイント数です。
使い方⑤えきねっとチケットレスサービスに交換
JR東日本の在来線特急で利用できる特急券「えきねっとチケットレスサービス」に交換できます。「えきねっとチケットレスサービス」を利用する場合は、別途乗車券などが必要です。
「えきねっとチケットレスサービス」の交換ポイント数
「新幹線eチケット」での交換ポイント数は、距離に応じて変わります。
距離 | 交換ポイント数 |
---|---|
0~50km | 460ポイント |
51~100km | 720ポイント |
101~200km | 1,280ポイント |
201km~ | 1,940ポイント |
※交換ポイント数はおとな、こどもともに同じポイント数です。
使い方⑥どこかにビューーン

「どこかにビューーン」はJR東日本がおすすめする4つの行き先候補駅の中からどこか1つの駅にJREポイント6,000ポイントで往復できます。(往復とも普通車指定席)
出発駅は東京・上野・大宮駅で、行き先は東京駅よりおおよそ150㎞以上の新幹線停車駅です。
行き先は自由に選べませんが、東京⇔盛岡・秋田・新青森など東京駅から離れた新幹線停車駅に当たると、通常のJRE POINT特典チケットよりも少ないポイントで利用できます。
(例:東京⇔秋田 JRE POINT特典チケット24,220ポイント)
使い方⑦駅ビルで使う
「アトレ」や「エキュート」などの対象店舗のお会計の際に1ポイント=1円として、1ポイントから使えます。
使い方⑧ショッピングモールサイト「JREMALL」で使う
ショッピングモールサイト「JREMALL」では1ポイント=1円として、1ポイントから使えます。
使い方⑨商品や提携ポイントに交換する
JREポイントは次の商品や提携ポイントに交換できます。交換できる商品にはビューカード会員限定のものもあります。
- ベックスコーヒーショップ回数券
- メトロポリタンホテルズ共通利用券
- リラクゼご利用券
- 鉄道博物館入場券
- From AQUA 530ml×24本 など
ビューカード会員なら交換できる商品が増えます。
- 新幹線・特急列車グリーン車利用券
- 駅レンタカー利用券(3,000円分)
- 各種ギフトカード(5,000~5,500円相当)
- Suicaのペンギングッズ
- 鉄道グッズ
- キッチングッズ
- 各種グルメ
- JALのマイル(JALカードSuicaのみ)
- ビックポイント(ビックカメラSuicaカードのみ)など
JREポイントのおすすめな使い方

JREポイントは多くの商品やポイントに交換できますが、おすすめな使い方は次の3つです。
- Suicaグリーン券
- 新幹線eチケット
- Suicaへのチャージ
1.Suicaグリーン券
平日や長距離、首都圏地区のグリーン車を利用する機会があるなら、「Suicaグリーン券」への交換がおすすめです。
ちなみにSuicaグリーン券の料金は以下のとおりです。
営業キロ | 平日 | ホリデー |
---|---|---|
50kmまで | 780円 | 580円 |
51km以上 | 1,000円 | 800円 |
ホリデー料金の50㎞以下の場合を除いて、1ポイント=1円以上の価値があります。
特に平日51㎞以上の場合、1ポイント≒1.66円となり、特におトクです。
2.新幹線eチケット
多くJREポイントが貯まっていて、新幹線に乗車する機会がある場合、「新幹線eチケット」への交換もいいかもしれません。JR東日本エリアの各新幹線で利用できます。
■新幹線eチケットへの交換に必要なポイント数
距離 | 交換ポイント |
---|---|
0km~100km | 2,160ポイント |
101km~200km | 4,620ポイント |
201km~400km | 7,940ポイント |
401km以上 | 12,110ポイント |
例えば東京⇔仙台・新潟間が7,940ポイント、東京⇔新青森・秋田間が12,110ポイントで乗車できます。
3.Suicaへチャージ
新幹線や普通列車グリーン車に乗る予定がない方でしたら、Suicaへのチャージがおすすめです。1ポイント単位でチャージができ、普段のお買い物にも利用できます。
「モバイルSuica」ならば手続き完了後すぐに受け取れ、支払いに使えます。
JREポイントの使い方まとめ

今回はJREポイントのおすすめな使い方を解説しました。
最後にJREポイントの使い方をおさらいしましょう。JREポイントの使い方は次の9個です。
- Suicaにチャージ
- Suicaグリーン券に交換
- 新幹線eチケットに交換(普通列車グリーン車)
- JR東日本の新幹線グリーン車・グランクラスにアップグレード
- えきねっとチケットレスサービスに交換
- どこかにビューーンに交換(新幹線普通車指定席)
- 駅ビルやエキナカで使う
- ショッピングモールサイト「JREMALL」で使う
- 商品や提携ポイントに交換
「JREポイント」は普段に乗る方も、そうでない方でも使いやすいポイントですので、ぜひ活用してみてくださいね。
■JREポイントの貯め方
■JR・新幹線+宿泊セットプラン