京急のターミナル駅の横浜駅と元町・中華街駅を結ぶ、「みなとみらい」線。
みなとみらい線沿線には横浜ランドマークタワーや横浜中華街、山下公園などたくさんの観光スポットがあります。
当記事では京急線の各駅から横浜駅までの往復乗車券とみなとみらい線の1日乗車券がセットになった「みなとみらいきっぷ」を紹介します。
また、京急が発売しているみなとみらいで使える「横浜1DAYきっぷ」との違いもあわせて紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
みなとみらいきっぷとは

「みなとみらいきっぷ」は京急線の各駅から横浜駅の往復割引乗車券とみなとみらい線の1日乗車券がセットになったPASMO限定のおトクなきっぷです。
京急線沿線にお住まいの方が横浜へ行かれる際におすすめです。
みなとみらいきっぷ利用可能区間
- 京急線:発売駅~横浜駅の往復
(逆戻りしない限り、途中下車可能です) - みなとみらい線:全線
(1日乗り放題)
みなとみらいきっぷ発売期間
みなとみらいきっぷは1年中していますので、横浜観光はもちろん、ビジネスでも使えます。
みなとみらいきっぷの販売場所・値段
販売場所
京急線の有人窓口(泉岳寺駅を除く)
※自動券売機では購入できません。
主な出発駅からの値段
- 品川駅 大人910円、小児460円
- 京急川崎駅 大人810円、小児410円
- 横須賀中央駅 大人1,000円、小児500円
PASMOを新規で購入する場合、500円のデポジットが必要です。
みなとみらいきっぷと横浜1DAYきっぷとの違い

京急から発売されているみなとみらい周辺で使えるおトクなきっぷは「みなとみらいきっぷ」の他に、「横浜1DAYきっぷ」があります。
みなとみらいきっぷと横浜1DAYきっぷの違いは以下の点です。
- 紙のきっぷとPASMO
- フリー区間が異なる
- 優待特典の有無
それぞれ詳しくみてみましょう。
紙のきっぷとPASMO
「横浜1DAYきっぷ」は紙のきっぷであるのに対して、「みなとみらいきっぷ」はPASMO専用のきっぷです。
PASMOは初回購入時に500円のデポジットがかかりますが、改札でパスケースからきっぷを出さずに使えます。
また、最近ではPASMO専用改札もあえうので、改札を選ばずに利用できます。
フリー区間が異なる
「横浜1DAYきっぷ」はみなとみらい線の他に横浜市営地下鉄などのフリー区間があります。
- みなとみらい線:横浜〜元町・中華街(全線)
- 京急線:横浜〜上大岡
- 横浜市営地下鉄:横浜〜上大岡
(阪東橋~弘明寺では乗り降りできません) - 横浜市営バス:一部路線
値段は「みなとみらいきっぷ」の方が安いですが、「横浜1DAYきっぷ」だと鉄道・バスの乗車できる区間が増えます。
優待特典の有無
「横浜1DAYきっぷ」ではと横浜高速鉄道が発売している「みなとみらい線1日乗車券の特典」が受けられます。
一方、「みなとみらいきっぷ」では値段が安い分、優待特典が特にありません。
京急 みなとみらいきっぷの買い方・使い方まとめ

今回は京急のPASMO専用の「みなとみらいきっぷ」を紹介しました。
PASMOのフリーきっぷですので、改札口できっぷを出す手間が省けて、ICカード専用の自動改札機でも気にせずに利用できます。
また、みなとみらい線が乗り放題ですので、みなとみらい、中華街など横浜の観光地を回るのに便利です。機会があれば利用してみてはいかがでしょうか。