新潟と東京を移動する交通手段として、新幹線、高速バスなどがあります。
当記事では新潟駅から東京駅(東京都心)までのアクセス方法を交通手段ごとに紹介します。
また、新潟〜東京間の安く行く方法もあわせて紹介します。
ぜひ参考にみてくださいね。
新潟~東京への交通手段
新潟~東京への交通手段は新幹線、高速バス、普通列車があります。
所要時間と料金を表にまとめました。
交通手段 | 所要時間 | 料金 | 備考 |
---|---|---|---|
上越新幹線 | 約1時間20分 〜約1時間40分 | 指定席10,760円 (通常期料金) 自由席10,230円 | 列車により 所要時間が異なる |
高速バス (西武バスなど) | 約5時間20分 | 2,900円〜 | 予約時期により 運賃が異なる |
普通列車 (信越本線・上越線 高崎線・上野東京ライン) | 約7時間 | 5,720円 (普通運賃) | 途中乗換えが必要 |
ここからは、各交通手段ごとに詳しく解説します。
上越新幹線(新潟駅⇔東京駅)
新潟駅~東京駅間を速く快適に移動したい方は上越新幹線がおすすめです。
新潟駅〜東京駅の所要時間は列車によっても異なりますが約2時間ほどです。
上越新幹線の車両はE7系(12両編成)が使われていて、普通車とグリーン車の他にグランクラスがあります。
上越新幹線「とき」の料金(新潟⇔東京)
新潟⇔東京間の上越新幹線「とき」の料金(紙のきっぷ)は以下の通りです。
(いずれも通常期の料金)
座席種別 | 大人 | 小児 |
---|---|---|
普通車 (自由席) | 10,230円 | 5,110円 |
普通車 (指定席) | 10,760円 | 5,380円 |
グリーン席 | 14,420円 | 9,300円 |
グランクラス | 17,570円 | 12,450円~ |
JR東日本では、Suicaなどの交通系ICカードで新幹線を乗り降りできる「新幹線eチケット」があります。
「新幹線eチケット」を利用すると、大人200円、小児100円それぞれ割引が受けられます。
「新幹線eチケット」について詳しくはこちらの記事をおよみください。
上越新幹線「とき」運行本数・途中停車駅
新潟~東京間を結ぶ上越新幹線「とき」号は1時間に1~2本運行しています。
途中停車駅は、各駅に停車するものから、大宮駅のみ停車の速達タイプまで様々です。
上越新幹線に安く乗る方法
新潟駅⇔東京駅間の上越新幹線に安く乗るには次の方法があります。
- トクだ値
(新幹線eチケット) - JR・新幹線+宿泊セットプラン
- 週末パス
それぞれ詳しくみてみましょう。
トクだ値(新幹線eチケット)
新潟〜東京間を新幹線で安く移動する方法としてまずおすすめしたいのが、JR東日本の「えきねっと」限定割引きっぷ「トクだ値」です。
えきねっとトクだ値はSuicaなどの交通系ICカードを利用した「新幹線eチケット」限定です。
■トクだ値の料金
(新潟⇔東京)
(料金は通年同額で、座席数に限りがあります)
割引の種類 | 割引率 | 大人 | 小児 |
---|---|---|---|
トクだ値1 | 10%OFF | 9,490円 | 4,740円 |
トクだ値14 | 30%OFF | 7,380円 | 3,690円 |
日本旅行JR・新幹線+宿泊パック
宿泊を伴う新幹線を使った移動なら、別々に予約するよりも、新幹線とホテルがセットになった「新幹線+宿泊パック」を使う方がおトクになるケースもあります。
1人で利用する場合は、1人で利用できるプランが多い日本旅行の「JR・新幹線+宿泊セットプラン」がおすすめです。
☆新潟⇔東京間の新幹線+宿泊プランは以下のリンクから検索できます。
日本旅行「新幹線+宿泊パック」について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
週末パス
土休日の2日間の旅行に限られますが、週末パスを使う方法もあります。
「週末パス」はJR東日本の関東甲信越と南東北のエリアの普通列車が乗り放題になるきっぷです。
また、別に特急券を購入すると新幹線や特急列車にも乗れます。
新潟〜東京間の「週末パス」と指定席特急券を組み合わせた場合の片道料金は以下のとおりです。
(週末パスは大人4,440円、小児1,300円で計算)
種別 | 大人 | 小児 |
---|---|---|
通常料金※ (通常期) | 10,760円 | 5,380円 |
週末パス (指定席利用) | 9,480円 | 3,820円 |
目的地が千葉や横浜など東京よりも先の場合、更におトクに利用できます。
「週末パス」について詳しく下記の記事で詳しく紹介していますので、あわせてお読みください。
自由席
新潟⇔東京間を自由席を利用することで、指定席に比べて片道530円安い、10,230円で乗車できます。
新潟駅は始発駅ですので、座れないといったことはよほど混まない限りありません。
上越新幹線の自由席車両についてはこちらの記事をご覧ください。
高速バス(新潟駅〜東京都心)
新潟駅から東京方面への高速バスは、西武バス・越後交通・新潟交通が運行している「新潟=池袋・新宿線」や「WILLER EXPRESS」などがあります。
新潟=池袋・新宿線(西武バス・越後交通・新潟交通)
「新潟=池袋・新宿線」はすべての便が池袋に停車し、一部の便がバスタ新宿までの延長運転があります。新潟駅は、新潟駅前(万代口)から発車しています。
多くの便が3列シートなので、バスの中でも快適に過ごせます。昼行便の他、夜行便もあります。
バス乗り場の場所はこちら(西武バスホームページ)
運賃(新潟=池袋・新宿線)
運賃は運行日・利用便に応じて設定運賃が異なります。運賃カレンダーはこちら。
新潟〜池袋・新宿 | 大人 | 小児 |
---|---|---|
SS運賃 | 7,900円 | 3,950円 |
S運賃 | 6,900円 | 3,450円 |
A運賃 | 5,900円 | 2,950円 |
B運賃 | 5,200円 | 2,600円 |
C運賃 | 4,700円 | 2,350円 |
D運賃 | 3,200円 | 1,600円 |
B運賃〜D運賃は14日前までの申込で利用できるWEB予約決済限定の「早割」があります。(大人のみで座席に限りがあります)
新潟〜池袋・新宿 | 運賃 |
---|---|
B運賃 | 4,700円 |
C運賃 | 4,200円 |
D運賃 | 2,700円 |
予約方法
全席指定席のため、事前予約が必要です。予約は電話予約・発車オーライネット、日本旅行や楽天トラベルなどでできます。
WILLER EXPRESS(新潟駅南口〜バスタ新宿など)
「WILLER EXPRESS」は新潟駅南口からバスタ新宿などを中心に発着しています。
普通列車(新潟駅⇔東京駅 )
新潟駅〜東京駅の間、普通列車のみで行く方法はあまりおすすめできません。
途中の越後湯沢〜水上の区間が上下とも1日5本と本数が少ないからです。
ただ、青春18きっぷを利用すれば1回あたり2,410円で行けますので、費用を節約したい場合にはいいかもしれません。
ちなみに新潟駅~東京駅の所要時間は乗り継ぎがスムーズにいって約7時間です。
事前に時刻表や乗換案内で時間を調べてから利用する必要があります。
普通列車で使えるおトクなきっぷ
普通・快速列車に利用できるフリーきっぷとして「青春18きっぷ」や「北海道&東日本パス」があります。
また、「青春18きっぷ」や「北海道&東日本パス」のシーズン以外にも使える「週末パス」もあります。
きっぷの名前 | 利用期間 | 有効期間 | 料金 |
---|---|---|---|
週末パス | 2025年3月30日 までの土休日※ | 2日間 | 大人8,880円 小児2,600円 |
「週末パス」は特急券を購入すれば新幹線にも乗車できます。
普通列車の本数の少ない「高崎〜越後湯沢」間を特急券を追加購入して上越新幹線に乗車するのも一つの方法です。
新潟駅から東京までのアクセス方法|まとめ
今回は新潟駅~東京間の新幹線や高速バスなどの行き方・交通アクセスを紹介しました。
新潟から東京へは池袋駅もしくは新宿駅発着ではありますが、高速バスを利用すると安く行けます。
オフシーズンならば3,000円以下という場合もあります。
一方、新潟⇔東京間をとにかく速く移動したいなら、上越新幹線がおすすめです。えきねっとの「新幹線eチケット(トクだ値)」を利用すると、大人7,380円~利用できます。
新潟~東京・新宿を移動される際に参考にしてみてくださいね。