東京都内の京成線沿線には上野動物園や東京スカイツリーなど様々な観光地があります。また、町屋や高砂など下町風情溢れる街も多いです。
今回はそんな東京都内の京成線が510円で1日乗り放題となる「下町日和きっぷ」の買い方・使い方を解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
京成・下町日和きっぷとは
下町日和きっぷは京成線都内エリアが1日乗り放題になるきっぷです。
フリーエリア内(東京都)だけでなく、千葉県内の京成線各駅でも発売されているのが特徴です。
千葉県内の駅で購入すると、江戸川駅もしくは京成高砂駅までの往復乗車券がセットになっています。
下町日和きっぷ フリー区間・内容・有効期限
下町日和きっぷの内容
東京都内→フリー区間1日乗り放題
千葉県内→フリー区間1日乗り放題+発行駅~フリー区間の1往復
下町日和きっぷの有効期間
発売日当日限り
下町日和きっぷの値段
出発駅 | おとな | こども |
---|---|---|
フリー区間内 (東京都内各駅) | 510円 | 260円 |
京成船橋 | 820円 | 410円 |
京成津田沼 | 920円 | 460円 |
それ以外の出発駅の販売金額はこちら。
下町日和きっぷの買い方・使い方
下町日和きっぷは京成線の各駅にある自動券売機で購入できます。
券売機で紙のきっぷかPASMOに載せるか選べ、現金もしくは交通系ICカードのチャージ残高から支払いできます。
下町日和きっぷで乗り越しする場合
下町日和きっぷで乗り越しする場合、紙のきっぷとPASMOで扱いが異なります。
紙のきっぷ→有人改札での精算
PASMO→自動改札出場時にチャージ残高から自動精算
下町日和きっぷの特典
下町日和きっぷを提示すると、次の施設で割引が受けられます。
下町日和きっぷがおトクなケース
下町日和きっぷを使うとおトクなケースをいくつか紹介します。
- 青砥~京成上野などを往復する
- 1日に4回以上乗車する
それぞれ詳しくみていきます。
1.青砥~京成上野などを往復する
青砥~京成上野間を往復すると540円(ICカード522円)かかりますので、往復するだけで元が取れます。
京成線は11㎞~15kmで片道270円と関東の大手私鉄の中で比較的運賃が高い部類に入りますので、往復するだけで元が取れるケースが多いです。
2.1日に4回以上乗車する
京成電鉄の初乗り運賃が140円(ICカード136円)ですので、4回乗車すると560円(ICカード544円)ですので、近場でも元が取りやすいです。
下町日和きっぷで行くおすすめスポット
下町日和きっぷを使って行けるおすすめスポットをいくつか紹介します。
上野公園(最寄り駅 京成上野駅)
上野公園内には上野動物園や東京国立博物館、東京国立博物館などがありますが、広い公園内を散策するのもおすすめです。
12月上旬に行きましたが、紅葉が見ごろでした。
柴又帝釈天(最寄り駅 柴又駅)
柴又は映画『男はつらいよ』の舞台にもなった地で有名ですが、柴又帝釈天へいく参道を散策するのもいいでしょう。
参道の途中には、古き良き昭和の雰囲気が漂う「柴又ハイカラ横丁・柴又のおもちゃ博物館」があります。
1階に「柴又ハイカラ横丁」、2階に「柴又のおもちゃ博物館」それぞれあります。
柴又ハイカラ横丁は駄菓子屋や雑貨など数多く並んでいます。お店の奥の方には、懐かしいゲームが体験できるコーナーがあります。
柴又のおもちゃ博物館は基本的に土日祝日のみの営業で、昭和の下町・葛飾の空気が感じられるおもちゃがずらりと並んでいます。
柴又名物「草だんご」を販売している「門前とらや」は、映画『男はつらいよ』の第1作~第4作で、寅さんの実家として撮影に使われていました。
四ツ木駅
葛飾区四ツ木は『キャプテン翼』の原作者高橋陽一先生の出身地で、サッカー界の聖地になっています。
四ツ木駅の至るところにキャプテン翼の装飾が施されており、駅の接近メロディーはアニメ『キャプテン翼』のエンディング曲『燃えてヒーロー』が採用されています。
東京スカイツリー(最寄り駅 押上駅)
京成押上線押上駅を降りると、日本一の高さを誇る東京スカイツリーがある「東京スカイツリータウン」の入口があります。
東京スカイツリータウン内には電波塔「東京スカイツリー」以外にも複合商業施設「東京ソラマチ」、「すみだ水族館」などがあります。
下町日和きっぷの買い方・使い方 まとめ
今回は下町日和きっぷの買い方・使い方をメインに紹介しました。
下町日和きっぷを使うことで上野の美術館・博物館めぐり、柴又や立石、町屋などの下町散策できます。
皆様も「下町日和きっぷ」を使ってみてはいかがでしょうか。
下町日和きっぷとPASMOを同時購入する場合、きっぷの代金の他に500円のデポジット代が必要です。