東北新幹線では「はやぶさ」や「こまち(秋田新幹線)」、「つばさ(山形新幹線)」などで、全席指定席の列車が増えています。
その一方で、次の列車では座席の指定を受けずに乗れる自由席が設定されています。
- やまびこ
(東京~仙台・盛岡) - なすの
(東京~那須塩原・郡山)
ちなみに「はやぶさ」・「はやて」・「こまち」・「つばさ」には自由席がなく、全席指定席です。
当記事では東北新幹線の自由席の位置を列車ごとに紹介します。参考にしてみてくださいね。
東北新幹線 やまびこ号の停車駅・自由席の車両

やまびこ号は東京から仙台・盛岡まで運行しています。途中停車駅はおおむね以下の通りです。
- 盛岡行き(号数が2桁)
上野、大宮、宇都宮、郡山、福島、白石蔵王(一部列車停車)、仙台、仙台から先の各駅 - 仙台行き(号数が100台)
上野、大宮、宇都宮、郡山、福島、白石蔵王(一部列車停車) - 仙台行き(号数が200台)
ほぼ各駅停車
途中停車駅は列車によって異なりますので、乗車前に駅や時刻表などで確認するようにしましょう。
やまびこ号は10両もしくは17両で運行しています。次に自由席の位置を紹介します。
「やまびこ」自由席の位置(10両編成)

10両編成の場合、(東京寄りの)1号車から3号車まではすべての列車で自由席となっています。
4号車から7号車までは列車によって自由席になる場合もあります。
「やまびこ」自由席位置(17両編成)

やまびこには「はやぶさ(E5系)+こまち(E6系)」タイプの車両で運行されることもあります。
この場合、10両編成のやまびこの自由席エリアに加え、12号車〜17号車も自由席となります。
12号車~17号車は駅の階段・エスカレーターから遠いので、比較的空いています。
なすの号の自由席車両

「なすの」は東京から那須塩原・郡山まで10両・17両編成で運行しています。
「なすの」は各駅停車で運行区間も短いこともあってか、やまびこ号よりも自由席の割合が多いのが特徴です。
「なすの」自由席位置(10両編成)

10両編成の場合、1~4号車がどの列車も自由席で、5~7号車が自由席になる場合も多いです。
列車によっては、グリーン車・グランクラス以外のすべての座席が自由席になるものもあります。
「なすの」自由席位置(17両編成)
なすのは17両編成の列車もあります。
「はやぶさ(E5系)+こまち(E6系)」タイプと「やまびこ(E5系)+つばさ(E3系)」タイプの車両で運行されることもあります。
■E5系+E6系

■E5系+E3系

17両編成の場合、10両編成の場合の自由席エリアに加え、12号車~17号車も自由席となります。
自由席がない区間(特定特急券が利用可能)

以下の区間では、全席指定席で自由席がありません。
代わりに、特定特急券で指定席の空いている座席が利用できます。
特定特急券を利用する場合、その座席に指定席券を持っている人が来たら、席を譲るようにしましょう。
- 盛岡~新青森
(東北新幹線) - 新青森~新函館北斗
(北海道新幹線) - 福島~新庄
(山形新幹線) - 盛岡~秋田
(秋田新幹線)
特定特急券の料金は、通常期の新幹線指定席の特急料金から530円引きです。
指定席券売機もしくはみどりの窓口で購入できます。
東北新幹線で自由席がある車両まとめ

今回は東北新幹線で自由席がある列車種別を紹介しました。
東北新幹線でははやぶさ号、はやて号、こまち号など速達タイプの列車には自由席がありませんが、やまびこ号、なすの号には自由席があります。
最後に自由席のついている位置をおさらいしましょう。
やまびこ号→1~3号車はすべての列車で自由席、4~7号車も自由席の列車もあり。
なすの号→1~4号車はすべての列車で自由席、5~7号車が自由席の列車も多い。
平日の朝の東京着と夕方以降の東京発の列車は全席自由席。
◎やまびこ号・なすの号とも10両編成が基本で、17両編成もあり。
その場合、12~17号車が自由席。
最後になりますが、列車や運行日によって異なりますので、乗車される前に電光掲示板で確認するようにしましょう。
■上越新幹線で自由席のある車両
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