【2025年版】八戸駅～東京駅 東北新幹線で格安で行く方法まとめ

八戸〜東京間の移動手段には新幹線、高速バス、飛行機がありますが、利便性の面では東北新幹線がおすすめです。

東北新幹線「はやぶさ」を利用すれば、八戸〜東京間を約2時間50分で移動できます。

本記事では、八戸駅から東京駅まで東北新幹線をお得に利用する方法を詳しくご紹介します。

ぜひ最後までご覧いただき、旅行計画の参考にしてください！

八戸駅〜東京駅 東北新幹線で安く行く方法

まずはじめに、八戸〜東京間の東北新幹線の料金をまとめました。

座席の種類	おとな	こども
指定席	16,590円	8,290円
グリーン車	21,660円	13,620円
グランクラス （飲料・軽食あり）	26,900円	18,860円

■新幹線の料金はシーズンごとに異なる

新幹線の指定席およびグリーン車の料金は、利用するシーズンによって変動します。

• 最繁忙期（例: 年末年始やお盆）：通常期料金に+400円
• 繁忙期（例: 連休期間）：通常期料金に+200円
• 閑散期（例: 平日の一部など）：通常期料金より-200円

対象日は「シーズン別の指定席特急料金」をご覧ください。

八戸駅〜東京駅 東北新幹線 安く行く方法一覧

八戸〜東京間の東北新幹線を安く利用するには以下の方法があります。

それぞれ詳しくみてみましょう。

新幹線eチケット

新幹線eチケットは、「えきねっと」で発売している乗車券と特急券がセットになったきっぷで、交通系ICカードに紐づけることで、紙のきっぷを使わずに新幹線へ乗車できます。

新幹線eチケットの予約や交通系ICカードとの紐づけは、JR東日本のネット予約サイト「えきねっと」から行えます。

料金も紙のきっぷに比べて、片道200円、往復400円安くなります。

例えば、八戸〜東京間を普通車指定席で移動する場合、おとな16,390円、こども 8,190円(通常期)で利用可能です。

さらに、購入金額の2%分が「JRE POINT」として付与されます。ビューカードで決済すると、追加でポイントを獲得できるため、さらにお得です。

また、新幹線eチケットは、「えきねっと」から一度の予約で最大6人分まで申し込めるため、家族やグループ旅行にも便利です。

新幹線eチケット（トクだ値）

新幹線eチケットには割引きっぷ「新幹線eチケット（トクだ値）」があります。

八戸～東京間の新幹線eチケット（トクだ値）には次の2種類があります。

新幹線eチケット（トクだ値）は、通常のきっぷ同様に乗車日1ヶ月前の10時から購入できます。

また、乗車日1ヶ月前の1週間前の14時から事前受付も可能です。

》えきねっと事前受付（JR東日本）

トクだ値の料金

八戸〜東京間の「トクだ値」の料金は以下のとおりです。

「トクだ値」の料金は、繁忙期・閑散期にかかわらず、通年同額です。

種類	割引率	申込期限	おとな	こども
新幹線eチケット （基本商品）	ー	出発時刻 4分前	16,590円	8,290円
トクだ値1	5%OFF	前日の 23:50	15,770円	7,770円
トクだ値14	25%OFF	14日前の 23:50	12,290円	6,130円

「トクだ値14」の場合、通常料金に比べて、八戸〜東京間が片道約4,000円安くなります。

「新幹線eチケット(トクだ値)」について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【期間限定】トクだ値スペシャル21

期間限定にはなりますが、八戸〜東京間の新幹線料金が50%OFF（半額）になる「トクだ値スペシャル21」があります。

トクだ値スペシャル21の場合、八戸〜東京間の普通車指定席が大人8,290円となります。

2025年1月現在、八戸〜東京間での「トクだ値スペシャル21」の設定はありません。

新幹線＋ホテルパック

宿泊をともなう新幹線を使った旅行の場合、往復の新幹線と宿泊がセットになった「新幹線＋ホテルパック」がおトクです。

例えば、安価なホテルの場合、新幹線の往復料金よりも少し安く、さらに1泊のホテルがセットになります。

八戸〜東京間の「新幹線＋ホテルパック」の料金は以下のとおりです。

旅行代金は、休前日（金・土曜日）や夏休みや年末年始などの繁忙期になるほど高くなります。

この「新幹線＋ホテルパック」は、日本旅行、JTB、びゅうトラベルなど、さまざまな旅行会社で扱っています。

「新幹線＋ホテルパック」を扱っている旅行会社を詳しく紹介していきます。

日本旅行「JR・新幹線＋宿泊セットプラン」

多くのホテルから選びたい、安く利用したい場合、日本旅行「JR・新幹線＋宿泊セットプラン」がおすすめです。

八戸〜東京間の「はやぶさ」の指定席・グリーン車が利用できます。

きっぷの受取方法は一部を除いて宅配か駅受取のいずれかを選べるので、前もってきっぷの受取も可能です。

JTB「ダイナミックパッケージ」

JTB「ダイナミックパッケージ」ではシートマップ(座席表)から座席指定も可能です。

また、最長13泊14日までの長期利用や、1泊3日などの宿泊なし日程も作れるなど、様々なニーズに対応しています。

ちなみに、新幹線のチケットは当日までにJRの指定席券売機で受け取る必要があります。

びゅうトラベル「JR東日本ダイナミックレールパック」

JR東日本（びゅうトラベル）の旅行商品「JR東日本ダイナミックレールパック」は当日予約も可能なので、急な移動(旅行)でも使えます。

座席指定はシートマップを見ながら可能ですので、好きな座席が選べます。

新幹線のチケットは乗車前にJRの指定席券売機で受け取る必要があります。

往復割引（運賃が1割引）

往復割引は片道601km以上の同一区間を往復同時にきっぷを購入する場合、運賃が1割引となる制度です。

割引になるのは運賃部分のみで、特急券は割引にはなりません。

八戸〜東京間の営業キロは631.9kmと、片道601km以上あるので、往復割引が適用されます。

往復割引は当日購入でも適用されるので、使い勝手がよいです。

往復割引の料金

八戸～東京間の東北新幹線の往復割引の金額は以下のとおりです。

	紙のきっぷ	新幹線 eチケット
片道	16,590円	16,390円
往復	33,180円	32,780円
往復割引 適用後の料金	31,220円 (片道あたり 15,610円)	30,820円 (片道あたり 15,410円)
割引金額	1,960円	1,960円

往復割引の片道あたりの料金は15,410円（新幹線eチケットの場合）と、先ほど紹介した「新幹線eチケット(トクだ値1)」に比べて安くなります。

また、座席数の制限もありませんので、往復行程が決まっている場合、往復割引を選ぶとよいでしょう。

往復きっぷの有効期間は片道きっぷの2倍

往復きっぷの場合、有効期間が片道きっぷの2倍となります。
(八戸～東京間の場合、片道5日間、往復10日間)

有効期間の10日以内であれば、往路に数日かけて、復路は最終日に使うことも可能です。

紙のきっぷの場合、東京都区内発着

八戸〜東京で紙のきっぷを購入する場合、東京都区内発着となります。

東京都区内発着のきっぷは途中下車しなければ、新宿～東京間などのJR在来線に追加料金なしで乗車できます。

首都圏週末フリー乗車券

土休日の2日間の旅行に限られますが、「首都圏週末フリー乗車券」を使う方法もあります。

東北新幹線に乗車する場合、首都圏週末フリー乗車券と新幹線特急券の2枚で乗車可能です。

首都圏週末フリー乗車券＋特急券（八戸〜東京）

首都圏週末フリー乗車券と新幹線特急券(八戸〜東京)を組み合わせた料金は、以下のとおりです。

土休日限定ですが、往復新幹線を利用する場合は安く利用する方法の１つではないでしょうか。

目的地が横浜や千葉、八王子など東京の近郊に行く場合、東京フリーエリア内に入りますので、さらにおトクです。

JR東日本株主優待券

JR東日本の株主優待券を使うと、片道の運賃・特急料金が40%OFFになります。

八戸～東京間の東北新幹線の料金は以下のとおりです。
（いずれも通常期）

	株主割引 料金	通常料金	差額
普通車指定席	9,950円	16,590円	6,640円
グリーン車	12,990円	21,660円	9.370円

株主優待券の入手方法

JR東日本の株主優待券は株主になれば入手できますが、株を買うための資金が必要です。

株主にならなくても、金券ショップなどでJR東日本株主優待券が売っている場合があります。

株主優待券の値段は、季節や需給、有効期間などによって変わりますが、1枚3,500円～4,000円程度で販売されています。

東北新幹線 八戸〜東京の所要時間・本数

東北新幹線八戸〜東京間では「はやぶさ」が1時間に約1〜2本運行しています。

この他、週末や大型連休を臨時列車が運行されます。

八戸～東京間の所要時間

八戸～東京間の所要時間は約2時間40分～約3時間15分で、列車により異なります。
平均すると約2時間50分といったところです。

途中停車駅は、速達タイプが盛岡、仙台、大宮、上野です。

また、八戸、二戸、いわて沼宮内、盛岡と盛岡駅まで各駅に停まる列車もあります。

八戸駅の新幹線のりば

八戸駅の新幹線のりばは、盛岡・仙台・東京方面（上り）が11・12番線、新青森・新函館北斗方面（下り）が13・14番線です。

電光掲示板で列車名、行先、発車番線を確認してから乗車するようにしましょう。

八戸→東京の始発・最終新幹線

八戸駅の始発列車は6:42発の「はやぶさ」4号で、東京行きの最終列車は20:12発の「はやぶさ」48号です。
(2025年1月現在)

列車名	八戸駅発	東京駅着	所要時間
はやぶさ4号 (始発)	6:42	9:23	2時間41分
はやぶさ48号 (最終)	20:12	23:04	2時間52分

時刻が変更になる場合がありますので、利用する前にYahoo!路線情報などで確認することをおすすめします。

八戸～東京　新幹線以外のアクセス

八戸～東京間は東北新幹線以外にも以下のアクセス方法があります。

それぞれ詳しくみてみましょう。

高速バス

八戸～東京間の高速バスは夜行便があります。

名称	運行区間 （主な停車バス停）	所要時間	運賃 （料金）
MEX八戸 （岩手県北バス）	八戸〜盛岡〜新宿	約9時間40分 （八戸〜新宿間）	4列：5,800円〜 3列独立：7,300円〜
シリウス号 （国際興行）	七戸十和田〜八戸〜 池袋〜東京	約9時間05分 （八戸〜東京間）	7,800円〜11,200円
パンダ号八戸線 （弘南バス）	青森～八戸～上野	約8時間40分 （八戸～上野間）	5,000円～10,000円

高速バスの予約は楽天トラベルや高速バスドットコムなどの予約サイトから可能です。

飛行機

八戸駅の最寄り空港は三沢空港です。八戸駅からバスで約30分ほどで行けます。

三沢〜東京間は、JALが1日4便運航しています。

三沢＝羽田線はJALは就航していますが、ANAは就航していません。

三沢〜羽田のフライト時間は約1時間15分です。

三沢～羽田の航空運賃

航空運賃は大きくわけて、割引予約の変更が可能な「普通運賃」、搭乗日に対して予約が早いほど割引が大きくなる「早期購入割引運賃」があります。

参考まで三沢～羽田間の航空運賃を掲載します。

運賃種別	JAL
普通運賃 （大人）	39,600円～43,010円
早期購入 割引運賃 （28日前など）	9,350円～16,060円 （スペシャルセイバー）
早期購入 割引運賃 （1日前など）	15,950円～34,980円 （セイバー）

※羽田空港 国内線旅客取扱施設利用料370円が別にかかります。

セイバー・スペシャルセイバーは日・搭乗便・予約時点により運賃が変わります。
また、座席数に限りがあるので、予約期限よりも前に売り切れになる場合もあります。

ダイナミックパッケージ（航空券＋ホテル）

飛行機とホテルをまとめて予約する場合、航空券とホテルがセットになったダイナミックパッケージがおすすめです。

JALパックをはじめ、JTBや日本旅行などの旅行会社、じゃらんや楽天トラベルなどネット予約サイトで販売しています。

料金は搭乗する便や時期により異なりますが、

2名1室で27,000円程度～
1名1室で29,000円程度～

といったところです。

ただ、搭乗日や搭乗便、宿泊日によって料金は大きく変動します。

特にGW、お盆、年末年始の期間は料金が特に高く傾向があります。

八戸〜東京間の新幹線で安く乗る方法｜よくある質問

最後に八戸〜東京間の新幹線に乗車する際のよくある質問をまとめてみました。

今回は八戸〜東京間の東北新幹線で安く行く方法を紹介しました。

ぜひ参考にしてみてくださいね。