東京近郊の休日のおでかけに便利なSuica専用のおトクなきっぷとして「のんびりホリデーSuicaパス」があります。
今回はのんびりホリデーSuicaのフリーエリア、購入方法、おすすめな使い方を紹介します。
のんびりホリデーSuicaに似たきっぷに「休日おでかけパス」がありますが、その違いもあわせてお伝えしますね。
のんびりホリデーSuicaパスとは
「のんびりホリデーSuicaパス」は東京近郊のJR路線が土休日に1日乗り放題になるSuica専用のフリーきっぷです。
東京近郊のJR線だけでなく、東京モノレールとりんかい線もフリーエリアに含まれます。
のんびりホリデーSuicaパスのフリーエリア
のんびりホリデーSuicaパスは東京・神奈川・埼玉・千葉をほぼ網羅している他、栃木県の小山駅周辺と常磐線なら土浦駅、中央本線なら大月駅までがフリーエリア内に入ります。
東京モノレールで羽田空港、りんかい線でお台場や東京ビックサイトへも行けます。
のんびりホリデーSuicaパスで乗車できる列車
のんびりホリデーSuicaパスで以下の列車に乗車できます。
- 普通列車の普通車自由席
- 普通列車のグリーン車
(別にグリーン券が必要) - 在来線特急列車
(別に特急券などが必要)
「踊り子」や「かいじ」、「ときわ」などの在来線の特急列車は別に特急券などを購入すれば乗車できます。ただし、新幹線には乗車できません。
のんびりホリデーSuicaパスの価格・発売期間
価格・発売期間は以下のとおりです。
価格
大人2,670円、小児1,330円
(現金・クレジットカードでの支払いが可能)
発売期間
通年発売
(SuicaICカードの場合)
のんびりホリデーSuicaパスの利用期間・有効期間
のんびりホリデーSuicaパスは土休日のほかに、ゴールデンウィークや夏休みなど学校の長期休暇期間中は毎日利用できます。
- 通年の土休日
- 4月29日~5月5日
- 7月20日~8月31日
- 12月29日~翌年1月3日
有効期間は1日間です。
のんびりホリデーSuicaパスの販売場所
のんびりホリデーSuicaパスは指定席券売機をはじめ、以下の場所で販売しています。
- 指定席券売機
(ICカードのSuica) - モバイルSuicaアプリ
東京モノレール・りんかい線の各駅では販売していませんのでご注意ください。
Suica(ICカード)
のんびりホリデーSuicaパスをICカードのSuicaで購入する場合、駅にある指定席券売機で購入できます。
指定席券売機で「おトクなきっぷ」を押して、のんびりホリデーSuicaパスを選択します。
利用日を選択した上で、Suicaを挿入すると、購入できます。
指定席券売機での支払い方法は現金、クレジットカード、Suica残高引き落としに対応しています。
モバイルSuica
のんびりホリデーSuicaパスをモバイルSuicaで利用する場合、(モバイル)Suicaアプリから購入できます。
アプリから購入できるのは利用日当日のみです。
また、支払いはSuica残高ではなく、登録のクレジットカード払いもしくはGooglePay(Apple Pay)による決済です。
のんびりSuicaホリデーパスの購入手順は以下の流れです。
- Suicaアプリを起動しログイン
- トップページで[チケット購入・Suica管理]をタップ
- [おトクなきっぷ]をタップ
- 注意事項を確認の上[OK]をタップ
- 一覧画面からのんびりホリデーSuicaパスを選択し[次へ]をタップ
- 内容を確認の上[クレジットカード]又は[Google Pay(Apple Pay)]をタップ
- 内容を確認の上[購入]をタップ
のんびりホリデーSuicaパスを搭載できるSuica
「のんびりホリデーSuicaパス」を搭載できるICカードとそうでないものがあります。
地域連携ICカードは定期券や各種割引サービスなどの独自のサービスに加えて、Suica機能がセットになったICカードのことです。
(例えば栃木県エリアのICカードtotraなど)
のんびりホリデーSuicaパスの乗り越し方法
のんびりホリデーSuicaパスを使った場合のフリーエリア外への乗り越しはSuicaの残高から自動精算されます。
Suicaの残額がない場合、チャージが必要です。
「のんびりホリデーSuicaパス」と「休日おでかけパス」との違い
「のんびりホリデーSuicaパス」に似ているきっぷに紙のきっぷの「休日おでかけパス」があります。
「休日おでかけパス」について詳しくは以下の記事をご覧ください。
「休日おでかけパス」は久留里線・新幹線に乗車できる
のんびりホリデーSuicaパスを使って東北・上越新幹線には乗車できませんが、休日おでかけパスなら、別に特急券を購入すれば乗車できます。
また、休日おでかけパスは木更津~上総亀山間を走る久留里線もフリー区間に含まれます。
「のんびりホリデーSuicaパス」は乗り越し精算が楽
「のんびりホリデーSuicaパス」は区間外を乗り越した場合でもSuicaにチャージ残高から自動精算してくれます。
一方、「休日おでかけパス」は区間外へ乗車する場合、降りる駅の有人改札での精算になります。支払い方法は現金もしくはSuicaの残額が利用できます。
「のんびりホリデーSuicaパス」の方が多少安い
「のんびりホリデーSuicaパス」が大人2,670円、「休日おでかけパス」の大人2,720円に比べ、50円ほど安く利用できます。
のんびりホリデーSuicaパス|まとめ
今回はSuica専用のフリーきっぷ「のんびりホリデーSuicaパス」を紹介しました。
のんびりホリデーSuicaパスはフリーエリアの利用はもちろん、宇都宮や高崎などフリーエリア外へ往復する場合にも使えるきっぷです。
東京近郊を日帰りで移動される場合、利用してみてはいかがでしょうか。
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