JR東日本では2021年3月から多様化する通勤スタイルに合わせ、新たに鉄道利用でJREポイントが貯まる2つの新サービスが始まります。
- オフピークポイントサービス
(Suica定期券利用者向けの時差通勤応援ポイントサービス) - リピートポイントサービス
(Suica残高を繰り返し利用することでJREポイントが貯まるサービス)
当記事では2021年3月から始まる2つの新サービスについて詳しく解説します。
参考にしてみてくださいね。
JREポイントとは

JREポイントはJR東日本グループが運営している共通ポイントです。ちなみにJREのEはイースト(東)の略です。
JREポイントはJRへの乗車をはじめ、駅ビル・エキナカでの買い物、Suicaやビューカードでの支払いなどで貯まります。
また貯めたポイントは1ポイント=1円単位で駅ビルなどでの買い物、Suicaへのチャージができたり、商品や提携ポイントへの交換できたりと幅広く利用できます。
【Suica定期券利用者向け】オフピークポイントサービス


オフピークポイントサービスはピーク時間帯をずらして利用することでJREポイントが貯まるサービスです。
対象となるのは平日の朝にSuica通勤定期券で、対象エリアの各駅でポイント還元対象となる時間帯に入場した後、対象エリア内の駅で降りた場合です。
■対象エリア


オフピークポイントサービス対象者・実施期間など
対象者 | Suica通勤定期券をお持ちで、エントリーした方 ※エントリーはJREポイントサイトから |
ポイント還元数 | ①早起き時間帯(ピーク時間帯前) 1日15ポイント ②ゆったり時間帯(ピーク時間帯後) 1日20ポイント ※各駅の対象時間帯はこちら |
ポイント還元時期 | JRE POINT交換番号が奇数の方は奇数月、偶数の方は偶数月 |
実施期間 | 2021年3月15日~2022年3月31日 |
時差通勤のキャンペーンはピーク前の利用を促進しているものが多い中、今回のキャンペーンはピーク後の方がより多くのポイントが付与されるのが特徴です。
例えば月20日間、ピーク後に利用した場合、1か月で400ポイント貯まります。
【繰り返し乗車向け】リピートポイントサービス


リピートポイントサービスは同一運賃区間を繰り返し利用することで、JREポイントが還元されるサービスです。
東京ー赤羽、東京ー蒲田、東京ー中野(いずれも運賃220円)のように、経路が異なっていても、運賃が同じ区間のこと
Suica定期券を利用しなくても、Suicaの入金残高での利用回数が月10回以上になると対象となります。
リピートポイントサービス対象者・実施期間など
対象エリア | JR東日本在来線すべてのSuicaエリア |
対象者 | JREポイントにSuicaを登録して、エントリーした方 ※エントリーはJREポイントサイトから |
ポイント還元数 | ①月10回利用で1回分のポイントを付与 ②11回目以降は1回ごとに運賃の10%相当のポイントが付与 |
ポイント還元時期 | 同一月内のご利用回数が10回以上に到達した翌週以降 |
実施期間 | 2021年3月1日から |
似たサービスに「回数券」がありますが、回数券は乗車区間が同じ場合に限って割引の対象になります。それに対し、JREポイントのポイントサービスは同じ運賃区間の利用ならばポイント還元の対象となります。
オフピークポイントサービス&リピートポイントサービスまとめ


今回は2021年3月から始まるJREポイントの「オフピークポイントサービス」と「リピートポイントサービス」を解説しました。
最後にJREポイントの新サービスをおさらいしましょう。
- オフピークポイントサービス
→ピークをずらしての改札入場でJREポイント付与
■付与ポイント数
ピーク前→1日15ポイント
ピーク後→1日20ポイント - リピートポイントサービス
①月10回の利用で1回分のポイント還元
②11回目以降は10%ポイント還元
JREポイントの新サービスを活用してみてはいかがでしょうか。