茨城券内のJRや私鉄が1日乗り放題となる「ときわ路パス」は紙のきっぷの他に、デジタル版もあります。
当記事では「ときわ路パス(デジタル)」のフリーエリア、購入方法、使い方を紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
ときわ路パス(デジタル)とは
ときわ路パス(デジタル)は、モバイルSuicaを使った茨城県内のJR・私鉄に乗車できる1日乗車券です。
きっぷの購入は地域・観光型 MaaS「ひたちのくに紀行」WEB サイトで可能ですので、茨城県外の方でも購入しやすいです。
料金はおとな2,180円で、こども用はありません。
ときわ路パス(デジタル)のフリー区間
ときわ路パスでは茨城県内のほとんどのJR線、私鉄に乗車できます。
宇都宮線(東北本線)の古河駅は茨城県にありますが、隣の駅が他県にあるためか、フリーエリア外になっています。
また、水戸線の小山駅はフリーエリア外のため、小山駅からフリーエリアの小田林駅までの区間は別に運賃が必要です。
茨城県のJR線以外にも次の私鉄に乗車できます。
茨城県内を走る私鉄でも、つくばエクスプレスには乗れませんのでご注意ください。
ときわ路パスで乗れる列車
ときわ路パス1枚でフリーエリア内の普通(快速)列車が乗り放題です。
常磐線特急「ひたち」号などの特急列車や常磐線普通列車についているグリーン車は別に特急券・グリーン券をそれぞれ購入すれば乗車できます。
また真岡鉄道を走るSLもおか号は「SL整理券」を購入すれば乗車できます。
ときわ路パス(デジタル)の概要
ときわ路パス(デジタル)は2024年度は夏季・秋季・冬季の年3回発売されます。
デジタル版は利用日当日のみ購入可能です。
ときわ路パス(デジタル)の買い方
ときわ路パスは地域・観光型MaaS「ひたちのくに紀行」WEBサイトから購入できます。
購入・利用には「ひたちのくに紀行」サイトへの会員登録 およびモバイルSuicaの会員登録が必要です。
デジタル版のときわ路パスにはこども用がありません。
紙のきっぷにはこども用がありますのでお子様連れの場合は、紙のきっぷの「ときわ路パス」を利用するとよいでしょう。
ときわ路パスの紙のきっぷについてはこちらの記事をご覧ください。
ときわ路パス(デジタル)の使い方
ときわ路パスを購入したら、利用開始前にご自身で「ときわ路パス(デジタル)」のチケット画面より使用開始操作を行います。
利用開始操作を行うことで、「ときわ路パス(デジタル)」が使えるようになります。
「ときわ路パス(デジタル)」では、次の方法で列車を乗り降りします。
- Suicaエリア内
モバイルSuicaをタッチ - Suicaが利用できない区間
係の方にチケット画面を見せる
なお、フリーエリア内でSuicaが利用できないのは以下の区間です。
- JR水郡線
水戸〜常陸太田、下野宮間
(水戸・上菅谷・常陸大宮・常陸大子・常陸太田は除く) - 鹿島臨海鉄道
水戸〜鹿島サッカースタジアム - ひたちなか海浜鉄道
勝田〜阿字ヶ浦 - 真岡鐵道
下館〜茂木
運賃はチャージ額残高で一旦差し引かれ、翌月末に返金
Suicaエリア内の場合、利用ごとにSuicaのチャージ額残高から利用期間の運賃が一旦差し引かれます。
利用時に差し引かれたフリーエリア内相当分の運賃は、利用日の翌月末に返金(キャッシュバック)されます。
キャッシュバック方法
返金(キャッシュバック)の受取は、モバイルSuica・Suicaアプリケーションで行います。
キャッシュバック対象
キャッシュバックの対象は以下の2つの条件を満たした場合です。
- 発着駅がいずれも首都圏Suica・PASMOエリア内の駅
- 以下の乗車履歴
・フリーエリア内で完結
・フリーエリア内→フリーエリア外
・フリーエリア外→フリーエリア内
キャッシュバック方法
翌月末にキャッシュバックの通知がモバイルSuicaに届きます。
届いてから90日以内にモバイルSuicaでチャージ手続きを行ってください。
ときわ路パス(デジタル)|まとめ
今回は茨城県のJRと私鉄1日乗り放題になるモバイルSuicaのフリーきっぷ「ときわ路パス(デジタル)」を紹介しました。
最後に「ときわ路パス(デジタル)」の特徴をおさらいしましょう。
- 茨城県のJR線と関東鉄道、真岡鉄道、鹿島臨海鉄道、ひたちなか海浜鉄道が1日乗り放題
- モバイルSuicaで乗り降り可能
(Suicaエリア内) - フリーエリア内の運賃が後日キャッシュバックされる方式
- 土休日に利用できる
- 特急券を買えば特急列車に乗車できる
「ときわ路パス(デジタル)」は茨城県内の観光ににおすすめですよ。
\お時間があればあわせてどうぞ/