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【2024年版】 秋の乗り放題パス~乗車できる列車・販売情報・注意点~

秋の乗り放題パス

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青春18きっぷ」は春・夏・冬はありますけど、秋はないんです。

その代わりに、10月14日の「鉄道の日」にあわせて、連続する3日間JR全線乗り放題となる「秋の乗り放題パス」があります。

「秋の乗り放題パス」の利用期間中は「青春18きっぷ」のシーズンに比べて、普通列車でもゆったり旅ができます。

当記事では「秋の乗り放題パス」について、次の内容をメインに紹介していきます。

  • 秋の乗り放題パス乗車できる列車
  • 秋の乗り放題パスの注意点
  • 秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券

ぜひ参考にしてみてくださいね。

青春18きっぷについて、詳しく知りたい方はこちらの記事を見てくださいね。

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秋の乗り放題パスのフリーエリア・乗車できる列車

2022年版の秋の乗り放題パスです。

「秋の乗り放題パス」は10月14日の鉄道の日の前後の期間、JR全線の普通列車が3日間乗り放題のきっぷです。

青春18きっぷとは異なり、自動改札にも対応しているので、スムーズに乗り降りできます。

また、小児用のきっぷもあります。

秋の乗り放題パス フリーエリア

秋の乗り放題パスが使えるフリーエリアは以下のとおりです。

  • JR全線
    (普通列車)
  • JR東日本のBRT
    気仙沼線BRT:「柳津〜気仙沼」間
    大船渡線BRT:「気仙沼〜盛」間
  • JR九州(バス)の日田彦山線BRT
    「添田〜日田」間
  • JR西日本宮島フェリー

秋の乗り放題パスは青春18きっぷと同じく、JR全線の普通列車とJR東日本・JR九州のBRT、山陽本線の宮島口と宮島を結ぶ宮島フェリーに乗できます。

BRTとは

BRTとはバス専用道、バス専用レーンなどを組み合わせることで、速達性・定時性を確保したバスシステムです。

Bus Rapid Transit(バス・ラピッド・トランジット)の略です。

宮島フェリー乗船時に宮島訪問税が必要

JR西日本の宮島フェリーに乗車する場合、宮島訪問税が1人1回100円が別にかかります。

「秋の乗り放題パス」で乗船する場合、JRフェリー券売機で宮島訪問税券の購入が必要です。
》詳しくはこちら

秋の乗り放題パスで乗れる第3セクター区間

秋の乗り放題パスは基本的にはJR線だけしか乗車できませんが、一部の第3セクター線では特例で乗車できる区間があります

第3セクターの乗車できる区間
  • 青い森鉄道
    (青森~野辺地~八戸)
  • あいの風とやま鉄道
    (富山~高岡〜倶利伽羅)
  • IRいしかわ鉄道
    (倶利伽羅~津幡)
  • ハピラインふくい
    (敦賀〜越前花堂)

いずれの区間もJR線から鉄道会社線を経由してJR線へ乗車する場合にのみ、秋の乗り放題パスで乗車できます。

途中下車する場合、JR線からの乗車でない場合、運賃がかかるのでご注意ください。

秋の乗り放題パスで乗車できる・できない列車

秋の乗り放題パスで乗車できるのは以下の列車です。

  • 普通(快速)列車の普通車自由席
  • 普通(快速)列車の指定席・グリーン車自由席
    (追加料金必要)

秋の乗り放題パスで乗車できないのは以下の列車です。

  • 新幹線
  • 特急列車
  • 寝台列車 など

新幹線や特急列車に乗車する場合は、特急券の他に乗車区間の普通運賃が必要です。

2024年|秋の乗り放題パス販売期間・利用期間

2024年の「秋の乗り放題パス」の販売期間・利用期間は以下のとおりです。

2024年 秋の乗り放題パス 販売期間・利用期間
  • 販売期間
    2024年9月13日(金)~10月18日(金)
    (販売期間中であれば当日購入も可能です)
  • 利用期間
    2024年10月5日(土)~10月20日(日)
  • 値段
    大人7,850円、小児3,920円

秋の乗り放題パスで元がとれる距離

秋の乗り放題パスは3日間で7,850円(大人)ですので、3日間連続で使った場合、1日あたり2,617円で利用できます。

日帰り往復する場合

営業キロが70kmを超えると、単純に往復した場合に元が取れます。
(JR東日本・東海・西日本幹線の場合)

71km~80kmの片道運賃が1,340円、往復で2,680円となり、この場合若干安くなります。

片道利用の場合

営業キロが140㎞を超えると、片道利用した場合でも元がとれます。
(JR東日本・東海・西日本幹線の場合)

141km~160kmの片道運賃が2,640円となり、この場合若干安くなります。

秋の乗り放題パスの買い方・販売場所

「秋の乗り放題パス」は指定席券売機など以下の場所で購入できます。

秋の乗り放題パス 販売場所
  • JRの主な駅の指定席券売機
  • みどりの窓口
  • 提携販売センターおよび主な旅行会社

それぞれ詳しくみてみましょう。

みどりの窓口

みどりの窓口

秋の乗り放題パスを駅員さんと対面で購入したい方は「みどりの窓口」を使うとよいでしょう。

わからないことがあっても、駅員さんに聞ける安心感があります。

ただ、近年では「みどりの窓口」のある駅が少なくなっています。
また、時間帯や場所によっては並ぶこともあります。

指定席券売機

指定席券売機

指定席券売機はタッチパネル式で、画面に従って操作すれば「秋の乗り放題パス」が購入できます。

一部の駅ではオペレーターと話せるタイプの「指定席券売機」もあります。

定席券売機での支払いは現金・クレジットカードに対応しています。

みどりの窓口がない場合でも、指定席券売機ならある駅はあります。

秋の乗り放題パスの旅の計画に時刻表が便利

コンパス時刻表
画像引用:交通新聞社ホームページ

「秋の乗り放題パス」を使った旅の計画には「時刻表」があると便利です。

旅先に持っていくなら、コンパクトサイズの「JTB小さな時刻表」もしくは「コンパス時刻表」がおすすめです。

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秋の乗り放題パスの注意点

秋の乗り放題パスを利用するにあたり、2点ほど注意点があります。

秋の乗り放題パス利用上の注意点
  1. 3日間連続でしかできない
  2. 新幹線・特急は原則乗車できない

それぞれ詳しくみていきましょう。

注意点①3日間連続でしか利用できない

秋の乗り放題パスは使用開始日から連続した3日間利用できます。

例えば使用開始日が10月7日の場合、10月7日から10月9日まで使えます。
10月7日、10日、13日といった飛び飛びでは使えません。

注意点②新幹線・特急は原則乗車できない

秋の乗り放題パスは原則として新幹線、特急列車には乗れません。乗車するには特急券の他に乗車区間の普通列車運賃がかかります。

ただし特例で秋の乗り放題パスのみで特急列車に乗れる区間があります。

特急に乗車できる区間
  • JR北海道 石勝線
    新夕張~新得間
  • JR東日本 奥羽本線
    新青森~青森間
  • JR九州 佐世保線 
    早岐~佐世保間
  • JR九州 宮崎空港線 
    宮崎~宮崎空港間

これらの区間は特急の普通車自由席に乗車できます。
区間を超えてしまう場合、JR北海道・東日本区間とJR九州区間で扱いが変わります。

特例区間を超えた場合

JR北海道・東日本
乗車する全区間の乗車券と特急券が必要
JR九州
特例区間外の乗車券と特急券を追加購入すればOK

また、北海道新幹線の奥津軽いまべつ〜木古内間は別に「秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券」を購入すれば乗車できます。

秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券

新幹線 H5系

秋の乗り放題パスだけでは本州から北海道へは行けないですが、「北海道新幹線オプション券」を使うことでクリアできます。

北海道新幹線オプション券 利用可能区間
  • 北海道新幹線
    奥津軽いまべつ~木古内
    (普通席の空いている席に座れます)
  • 道南いさりび鉄道
    木古内~五稜郭

それぞれの区間、片道1回のみ利用できます。

北海道新幹線オプション券 期間・値段
  • 販売期間
    2024年9月13日(金)~10月20日(日)
    (販売期間中であれば当日購入も可能です)
  • 利用期間
    2024年10月5日(土)~10月20日(日)
  • 値段
    大人2,490円、小児1,240円

北海道新幹線オプション券は以下の場所で販売しています。

北海道新幹線オプション券 販売場所
  • JRの主な駅の指定席券売機
  • みどりの窓口
  • 旅行センター
  • 提携販売センターおよび主な旅行会社

秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券の注意点

北海道新幹線オプション券を使うにあたり、次の点に注意が必要です。

「北海道新幹線オプション券」の注意点
  1. 「北海道新幹線オプション券」のみの利用はできません。
  2. 北海道新幹線「奥津軽いまべつ~木古内」間を超えて利用する場合、新幹線全区間の運賃・料金がかかります
  3. JR津軽線「蟹田~三厩」間は2024年9月現在、不通となっていて、代行バス・タクシーでの振替輸送を実施しています。
    詳しくはこちら

青森~函館間の青春18きっぷでの移動方法は「青森~函館間の移動手段まとめ」で紹介しています。
あわせてご覧ください。

秋の乗り放題パスと青春18きっぷとの比較

青春18きっぷ
青春18きっぷ

「秋の乗り放題パス」と似ている「青春18きっぷ」と異なるのは下の表にまとめました。

青春18きっぷの内容は2024年夏シーズンまでのものです。

青春18きっぷ秋の乗り
放題パス
利用可能日数シーズン中
5日間
連続した
3日間
複数人の利用できるできない
自動改札通せない通せる
価格12,050円7,850円
1日あたりの
価格
2,410円約2,620円
小児用なしあり(3,920円)

「秋の乗り放題パス」は3日間で7,850円と「青春18きっぷ」に比べる、自動改札機を通せるのはメリットです。
「青春18きっぷ」の場合、有人改札を通るのに待つこともあるので、その点「秋の乗り放題パス」は自動改札を通せばすぐに乗り降りできます。

また、小児用の「秋の乗り放題パス」もあります。

その一方で、「青春18きっぷ」と違って連続した日程で使わなければいけない、複数人で利用できないというデメリットがあります。

秋の乗り放題パスにおすすめなホテル比較サイト

ホテル

秋の乗り放題パスは3日間乗り放題のきっぷですので、せっかくならホテルや温泉宿に宿泊しながら旅行をするのもよいかと思います。

宿泊を伴う旅行ならば日帰りよりも行動範囲も広がりますよ!

ホテルの予約前にクーポンをチェック

予約サイトの楽天トラベルなどでは予約時に使える割引クーポンを配布している場合があります。

予約する前に割引クーポンをチェックしてください!各社のクーポンページにリンクしています。

2024年 秋の乗り放題パスまとめ

今回紹介した「秋の乗り放題パス」は3日間連続という縛りはありますが、連続で使えばかなりおトクなきっぷです。

「秋の乗り放題パス」の利用期間は「青春18きっぷ」シーズンほど混んでいないので、比較的ゆったりと旅ができます。

また、関東圏ではグリーン券を購入することで、普通列車グリーン車に乗れます。

普通列車グリーン車は、在来線の特急列車並みの座席で快適に移動できます。

機会があれば「秋の乗り放題パス」を使ってみてはいかがでしょうか。

\時間があればあわせてどうぞ/

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