JR東日本・JR北海道エリアを普通列車でたっぷり旅できる「北海道&東日本パス」。
普通列車だけでなく、青い森鉄道やIGRいわて銀河鉄道など、一部の第三セクター路線も利用できるのが特徴です。
この記事では、北海道&東日本パスで「どこまで乗れるのか」「どんな列車に乗れるのか」といった基本情報を中心に、使い方や注意点をまとめています。
ぜひ参考にしてみてください。
北海道&東日本パスで乗れる路線・エリア

北海道&東日本パスは、JR東日本やJR北海道などの普通・快速列車が連続7日間乗り放題になるきっぷです。
普通列車を乗り継いで長距離移動したい人や、途中下車しながら旅を楽しみたい人に向いています。
北海道&東日本パスのフリーエリアは以下のとおりです。
- JR東日本・北海道全線
- 青い森鉄道線
(目時~八戸~青森) - IGRいわて銀河鉄道線
(盛岡~目時) - 北越急行線
(六日町~犀潟) - JR東日本BRT
(気仙沼線・大船渡線)
「北海道&東日本パス」は、JR東日本・JR北海道だけでなく、第3セクター路線も利用できるのが大きな特徴です。
たとえば盛岡~青森間をIGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道で移動すると、通常は片道5,590円かかりますが、北海道&東日本パスを使えば追加料金なしで移動できます。
本州北部~北海道を普通列車で縦断したい場合に、特にコスパの高いきっぷといえます。
気仙沼線・大船渡線BRTもOK!
北海道&東日本パスでは、青春18きっぷ同様、JR東日本が運営する気仙沼線・大船渡線BRTにも乗車できます。
BRTは「Bus Rapid Transit」の略で、バス専用道や専用レーンを使い、定時性を高めた鉄道代替のバスです。パスで乗れる区間は、鉄道と同じ扱いになります。
乗車時は「北海道&東日本パス」を提示するだけで利用できますが、運行本数は1時間に1本程度と少なめです。
気仙沼~大船渡の所要時間はおよそ1時間20分のため、時刻表を確認してから行程を組むのがおすすめです。
道南いさりび鉄道は別料金
道南いさりび鉄道(木古内~五稜郭間)はJR線ではなく第三セクター鉄道のため、北海道&東日本パスだけでは乗車できません。
この区間を利用する場合は、別途きっぷを購入する必要があります。
※函館~五稜郭間のJR区間は、北海道&東日本パスで乗車できます。
北海道&東日本パスで乗車できる列車

北海道&東日本パスは以下の列車に乗車できます。
- 普通(快速)列車の普通車自由席
- 普通(快速)列車の指定席
(指定席券が必要※)
※青森〜新青森は特例で空いている座席に乗車可能 - 普通(快速)列車のグリーン車自由席
(グリーン券が必要) - ホームライナー号
(ライナー券が必要)
追加料金なしで特急に乗れる区間(例外)
「北海道&東日本パス」では、基本的に特急列車には乗車できません。
ただし、以下の区間に限り特例で追加料金なしで利用できます。
| 路線 | 区間 | 利用可能設備 |
|---|---|---|
| JR北海道 石勝線 | 新夕張~新得 | 普通車指定席の空席※ |
| JR北海道 室蘭本線 | 東室蘭〜室蘭 | 普通車指定席の空席※ |
| JR東日本 奥羽本線 | 新青森~青森間 | 普通車自由席 |
※座っている席に指定席券を持っている人が来たら、席を譲る必要があります。
以上の区間を超えて利用すると、全区間の運賃・特急料金がかかるので注意が必要です。
特急券を追加すれば乗れる区間(北海道新幹線)
北海道&東日本パスと別に特定特急券を購入すれば、北海道新幹線の空いている座席に乗車できます。
- 北海道新幹線:新青森~新函館北斗間
特定特急券とは
「特定特急券」は普通車の空いている座席が利用できる特急券です。
座席指定はできませんが、(通常期)指定席特急料金の530円引きの金額が利用できます。
- 新青森~新函館北斗
4,000円 - 新青森~木古内
2,850円
特定特急券を利用する場合、その座席に指定席券を持っている人が来たら、席を譲るようにしましょう。
北海道新幹線に乗る時の注意点
北海道&東日本パスと特定特急券の組み合わせで乗車できるのは新青森~新函館北斗間のみです。
特例区間を超えて乗車すると、全区間の運賃及び料金が必要です。
2026年度 北海道&東日本パス|発売期間・利用期間

2026年度の北海道&東日本パスの発売期間・利用期間は以下のとおりです。
発売期間
■夏季
2026年6月20日~2026年9月24日
■冬季
2026年11月27日~2027年1月5日
有効期間
連続する7日間
利用期間
■夏季
2026年7月1日~2026年9月30日
■冬季
2026年12月11日~2027年1月11日
北海道&東日本パスの価格
おとな11,780円 こども5,890円
「北海道&東日本パス」には「青春18きっぷ」にはないこども用があります。
北海道&東日本パス販売場所・買い方

北海道&東日本パスは指定席券売機やみどりの窓口などで購入できます。
北海道&東日本パス販売場所
- JR東日本・JR北海道の主な駅の指定席券売機(一部除く)
- みどりの窓口
- 提携販売センター・旅行会社
指定席券売機での北海道&東日本パスの買い方

指定席券売機は紫色の券売機で特急券や定期券、おトクなきっぷが買える端末です。

「おトクなきっぷ」のメニューから「北海道&東日本パス」が購入できます。
北海道&東日本パス|特徴・使い方・買い方など まとめ

今回は、JR東日本・JR北海道の普通列車が7日間乗り放題になる「北海道&東日本パス」を紹介しました。
普通列車を使って東日本から北海道まで、途中下車しながらじっくり旅したい人に向いたきっぷです。
最後に、北海道&東日本パスの主な特徴をまとめます。
- 自動改札を利用でき、スムーズに移動できる
- 特定特急券を購入すれば、北海道新幹線(新青森~新函館北斗)にも乗車可能
- 盛岡~青森間の第3セクター区間にも追加料金なしで乗車できる
JR東日本・JR北海道エリアを普通列車で広く移動する旅なら、移動距離が長くなるほどお得さを実感しやすいきっぷといえるでしょう。
JRの普通列車乗り放題のきっぷ
■青春18きっぷ
春・夏・冬の期間限定でJR全線の普通列車が乗り放題になるきっぷです。
3日用10,000円、5日用12,050円があり、全国を自由に移動したい人向けです。
■秋の乗り放題パス
「鉄道の日」前後に利用できる、JR全線の普通列車が3日間乗り放題のきっぷです。
料金はおとな7,850円と比較的安く、秋の短期旅行におすすめです。
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