特急「しなの」は中央本線・篠ノ井線の特急列車で、名古屋駅~松本駅〜長野駅を走ります。
当記事では特急「しなの」について
- 特急「しなの」の停車駅・車両
- 特急「しなの」の特急券の予約方法・買い方
- 特急「しなの」の料金・安く乗る方法
を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
特急「しなの」とは
特急「しなの」は名古屋〜松本~長野間をむすぶ特急列車です。
名古屋~塩尻がJR東海、塩尻~長野がJR東日本と2社にまたがって運行しています。
特急「しなの」の途中停車駅
特急「しなの」の停車駅は名古屋駅を出ると次の駅に停車します。
千種、多治見、中津川、(南木曽)、木曽福島、塩尻、松本、(明科)、篠ノ井、長野
特急「しなの」の車両
特急「しなの」で使われている車両は振り子型特急車両383系です。
振子制御技術や自己操舵台車を導入することでカーブ通過時の乗り心地と速達性を両立しているのが特徴です。
特急「しなの」の座席
特急「しなの」は6両編成で、グリーン車が1号車、指定席が2~4号車、自由席が5・6号車です。
8両編成・10両編成が運行する日もあります。
JR東海の在来線特急は車内販売のサービスがないので、乗車前に飲食物が必要な場合は持ち込んでおくようにしましょう。
名古屋駅からの特急「しなの」の所要時間
特急「しなの」を使った場合の名古屋駅からの主な駅への所要時間をまとめました。
目的地 | 名古屋駅からの 所要時間 |
---|---|
多治見 | 約25分 |
中津川 | 約50分 |
木曽福島 | 約1時間25分 |
松本 | 約2時間5分 |
長野 | 約3時間 |
特急「しなの」の料金
特急「しなの」に乗車するには乗車券の他に特急券が必要です。
名古屋駅から主な駅までの特急「しなの」を使った場合の料金です。
(料金は乗車券+特急券)
目的地 | 普通車自由席 | 普通車指定席 (通常期) |
---|---|---|
多治見 | 大人1,440円 小児720円 | 大人1,970円 小児980円 |
中津川 | 大人2,540円 小児1,270円 | 大人3,070円 小児1,530円 |
木曽福島 | 大人4,170円 小児2,080円 | 大人4,700円 小児2,340円 |
松本 | 大人5,610円 小児2,800円 | 大人6,140円 小児3,060円 |
長野 | 大人6,930円 小児3,460円 | 大人7,460円 小児3,720円 |
特急「しなの」の特急券の予約方法・買い方
特急「しなの」の特急券は乗車日の1ヶ月前から次の場所で予約・購入できます。
- JR みどりの窓口
- 指定席券売機
- インターネット予約サービス
「えきねっと」・「e5489」
それぞれくわしくみてみましょう。
みどりの窓口
駅員さんと対面で購入したい方は「みどりの窓口」を使うとよいでしょう。
わからないことがあっても、駅員さんに聞ける安心感があります。
ただ、近年では「みどりの窓口」のある駅が少なくなっています。
また、時間帯や場所によっては並ぶこともあります。
指定席券売機
指定席券売機はタッチパネル式で、画面に従って操作すればきっぷが購入できます。
指定席券売機での支払いは現金・クレジットカードに対応しています。
みどりの窓口がない場合でも、指定席券売機ならある駅も多いです。
インターネット予約サービス「えきねっと」・「e5489」
特急「しなの」の特急券はJR東日本の「えきねっと」、JR西日本の「e5489」でも予約できます。
JR西日本の「e5489」を使うとシートマップを使った座席指定ができます。
JR東日本の「えきねっと」からシートマップを使った座席指定ができません。
(窓側・通路側、座席列の指定のみ)
特急「しなの」に安く乗る方法
特急「しなの」に安く乗る方法として次の方法があります。
- 在来線指定席特急回数券
- 在来線自由席特急回数券
- 信濃路フリーきっぷ
それぞれ詳しくみてみましょう。
在来線指定席特急回数券
「在来線指定席特急回数券」は普通車指定席が利用できる6枚つづりの回数券です。
複数人での同時利用も可能です。
利用期間
4月27日~5月6日、8月10日~19日及び12月28日~翌年1月6日を除く通年
発売期間・有効期限
通年発売、発売日から3ヶ月間有効
料金
設定区間 | 発売額 | 1枚あたりの 発売額 |
---|---|---|
名古屋市内~木曽福島 | 25,740円 | 4,290円 |
名古屋市内~塩尻 | 31,620円 | 5,270円 |
名古屋市内~松本 | 32,940円 | 5,490円 |
名古屋市内~長野 | 40,200円 | 6,700円 |
発売箇所
発駅 | 発売箇所 |
---|---|
名古屋市内 | 以下の「きっぷうりば」がある駅及び、サポートつき指定席券売機設置駅 ・東海道本線(豊橋~米原間) ・岐阜羽島 ・飯田線 ・武豊線 ・高山本線(長森~下呂間) ・中央本線(金山~中津川間) ・太多線 ・関西本線(八田~亀山間) ・紀勢本線(下庄~尾鷲間) ・参宮線 |
木曽福島 | 木曽福島駅及び飯田線(中部天竜~伊那市間)の「きっぷうりば」がある駅 |
在来線自由席特急回数券
「在来線自由席特急回数券」は普通車自由席が利用できる6枚つづりの回数券です。
複数人での同時利用も可能です。
利用期間
4月27日~5月6日、8月10日~19日及び12月28日~翌年1月6日を除く通年
発売期間・有効期限
通年発売、発売日から3ヶ月間有効
料金
設定区間 | 発売額 | 1枚あたりの 発売額 |
---|---|---|
名古屋市内~松本 | 30,900円 | 5,150円 |
名古屋市内~長野 | 28,280円 | 6,380円 |
発売箇所
- 東海道本線(豊橋~米原間)
- 岐阜羽島
- 武豊線
- 高山本線(長森~美濃太田間)
- 中央本線(金山~多治見間)
- 太多線
- 関西本線(八田~亀山間)
- 紀勢本線(下庄~尾鷲間)
- 参宮線の<「きっぷうりば」がある駅及び、サポートつき指定席券売機設置駅>
- 上記の各駅周辺の主な旅行会社の支店・営業所
信濃路フリーきっぷ
信濃路フリーきっぷはフリーエリアまでの特急「しなの」号の普通車指定席の往復と、松本・長野・白馬地区等の主な観光地のバス路線が乗り降り自由となる「バスフリー乗車券引換券」がセットになったきっぷです。
フリーエリア
- JR篠ノ井線:塩尻~長野
- JR大糸線:松本~南小谷
利用期間
2025年3月31日まで
(4月27日~5月6日、8月10日~19日、12月28日~翌年1月6日を除く)
発売期間
2025年3月29日まで
有効期間
3日間
設定区間・料金
出発駅 | 発売額 |
---|---|
名古屋(市内) | 13,620円 |
多治見エリア (多治見~中津川・太多線) | 12,570円 |
こども用の設定はありません。
発売箇所
- 「きっぷうりば」がある駅及び、サポートつき指定席券売機設置駅
(東海道本線(二川~近江長岡間)、飯田線(船町~本長篠間)、武豊線、高山本線(長森~下呂間)、中央本線(金山~中津川間)、太多線、関西本線(八田~亀山間)、紀勢本線(下庄~熊野市間)、名松線及び参宮線) - JR西日本インターネット予約サービス「e5489」
- 上記の各駅周辺の主な旅行会社の支店・営業所
特急「しなの」の停車駅・料金・安く乗る方法|まとめ
今回は名古屋~長野間を走る特急「しなの」の停車駅・料金などを紹介しました。
最後に特急「しなの」についておさらいです。
特急「しなの」に乗車される際ににはぜひ参考にしてみてくださいね。
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