宿泊をともなう姫路～東京間を新幹線で往復利用する場合は、どの方法がおすすめ？

姫路〜東京間の移動で宿泊をともなう旅行の場合、「新幹線＋ホテルパック」がおすすめです。安いプランの場合、新幹線の正規価格よりも安く、更に宿泊がついてきます。

姫路～東京間をホテルなしで新幹線で往復移動する場合、安く行く方法は？

姫路～東京間を東海道・山陽新幹線で往復利用する場合、往復割引を使うと往復の運賃が1割引となります。エクスプレス予約・スマートEXを使うと、更に安くなります。

姫路～東京間はEX早特商品はないの？

姫路～東京間は「EX早特21(ワイド)」などのEX早特商品の設定がありません。

姫路～東京間の新幹線以外のアクセス方法は？

姫路～東京間は、新幹線以外にも夜行バスがあります。夜行バスの料金・時間は、バスの便や乗車日により異なります。

姫路〜東京間の東海道・山陽新幹線では往復割引は適用されますか？

姫路〜東京間の距離は644.3kmと601km以上あるので、往復割引が適用されます。往復割引は往復の乗車券が1割引になる制度です。

【2025年版】姫路駅～東京駅の東海道・山陽新幹線で格安で行く方法

姫路駅から東京駅までは、東海道・山陽新幹線の最速タイプ「のぞみ」を使えば、たった約3時間で行けます。とても便利ですよね。

でも、「新幹線は料金が気になる」という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、姫路駅～東京駅間を東海道・山陽新幹線で少しでも安く移動する方法をまとめました。
また、新幹線以外の移動手段も紹介します。

この記事でわかること

姫路～東京間の東海道・山陽新幹線をお得に利用する方法
東海道・山陽新幹線以外の移動方法
(高速バス・普通列車)

ぜひ参考にしてみてくださいね。

☆もくじ☆

姫路駅〜東京駅東海道・山陽新幹線基本情報
1. 姫路〜東京・品川東海道・山陽新幹線の料金一覧
姫路駅～東京駅を新幹線で安く行く方法一覧
姫路～東京新幹線以外のアクセス
1. 夜行バス
姫路〜東京間の新幹線で安く乗る方法｜よくある質問

姫路駅〜東京駅東海道・山陽新幹線基本情報

姫路〜東京間の東海道・山陽新幹線には、以下の2つの列車タイプがあります。

のぞみ：最速タイプで主要駅のみ停車。所要時間は約3時間00分。
ひかり：「のぞみ」よりも停車駅が多い。所要時間は約3時間30分。

※所要時間は停車駅の数やダイヤによって前後する場合があります。

姫路〜東京・品川東海道・山陽新幹線の料金一覧

姫路〜東京・品川間の東海道・山陽新幹線の料金は以下の通りです。

姫路～東京間でも、姫路～品川間でも新幹線の料金は同じです。

■のぞみ（通常期）

座席の種類	おとな	こども
指定席	16,570円	8,280円
自由席	15,400円	7,690円
グリーン車	22,440円	14,610円

■ひかり・こだま（通常期）

座席の種類	おとな	こども
指定席	15,930円	7,960円
自由席	15,400円	7,690円
グリーン車	22,000円	14,290円

「ひかり」・「こだま」の方が640円安くなります。

新幹線の料金はシーズンごとに異なる

新幹線の指定席およびグリーン車の料金は、利用するシーズンによって変動します。

最繁忙期（例: 年末年始やお盆）：通常期料金に+400円
繁忙期（例: 連休期間）：通常期料金に+200円
閑散期（例: 平日の一部など）：通常期料金より-200円

※自由席の料金はシーズンに関係なく通年同じです。

対象日は「シーズン別の指定席特急料金」をご覧ください。

シーズン別の指定席特急料金（クリックすると開きます）

■最繁忙期
2025年4月25日〜5月6日、8月8日・9・16・17日、12月27日・30日
2026年1月3・4日

■繁忙期
2025年7月18日〜21日、25〜27日、8月1〜3・7・10・11・13〜15・22〜24日、9月12〜15・19〜21・23日、10月3〜5・10〜13・17〜19・24〜26・31日
11月1〜3・7〜9・14〜16・21〜24・28〜30日、12月26・28・29・31日
2026年1月2日、3月19〜31日

■閑散期
2025年4月7〜10・14〜17・21〜24日、5月7・8日、6月2〜5・9〜12・16〜19・23〜26・30日
7月1〜3・7〜10・14〜17・22〜24日、8月25〜28日、9月1〜4・8〜11・16〜19・24・25・29・30日、10月1・2日、12月1〜4・8〜11・15〜18・22・24日
2026年1月5〜8・13〜15・19〜22・26〜29日、2月2〜5・9〜12・16〜19・24〜26日、3月2〜5日

■通常期
上記の期間以外の日です。

姫路駅～東京駅を新幹線で安く行く方法一覧

東海道・山陽新幹線（姫路〜東京間）を安く行くには次の方法があります。

エクスプレス予約・スマートEX
往復割引
新幹線＋ホテルパック
（宿泊する方向け）
e特急券
（エクスプレス予約限定）
自由席に乗車

ここからは東海道・山陽新幹線に安く乗る方法をそれぞれ詳しくみていきます。

エクスプレス予約・スマートEX

東海道・山陽新幹線のネット予約サービス「エクスプレス予約（EX予約）」・「スマートEX」を利用すると、通常料金よりも安く新幹線に乗車できます。

エクスプレス予約・スマートEXは新幹線の乗車券と特急券がセットになっています。

さらに、チケットレス対応で、改札を通る前であれば列車の出発前まで何度でも予約変更が可能です。

ただし、新幹線乗車駅までの（または降車駅からの）在来線利用時は、別途在来線の運賃が必要になります。

エクスプレス予約とスマートEXの違い

エクスプレス予約は年会費1,100円がかかり、専用のクレジットカードが必要ですが、割引額が大きいのが特徴です。
また、「e特急券」を利用すれば特急券のみの購入も可能です。

一方、スマートEXは年会費無料で、新たにクレジットカードの申込む必要がないので、手軽に始められます。

☆エクスプレス予約・スマートEXについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

■エクスプレス予約

エクスプレス予約（EX予約）の会員登録・購入方法・利用時の注意点などを解説

エクスプレス予約（EX予約）は東海道・山陽・九州新幹線の会員制インターネット予約サービスです。エクスプレス予約...

■スマートEX

スマートEXを使った新幹線の予約・変更方法まとめ

スマートEXは東海道・山陽・九州新幹線のインターネット予約サービスです。スマートEXは入会金・年会費が無料で、...

料金比較：姫路〜東京・品川間

姫路〜東京・品川間のエクスプレス予約とスマートEXの料金を、紙のきっぷと比較しました。

■のぞみ（通常期）

種別	おとな	こども
紙のきっぷ	16,570円	8,280円
エクスプレス予約	16,050円（▲520円）	8,020円（▲260円）
スマートEX	16,370円（▲200円）	8,180円（▲100円）

■ひかり・こだま（通常期）

種別	おとな	こども
紙のきっぷ	15,930円	7,960円
エクスプレス予約	15,410円（▲520円）	7,700円（▲260円）
スマートEX	15,730円（▲200円）	7,860円（▲100円）

エクスプレス予約は紙のきっぷに比べ、姫路〜東京間で片道520円安くなります。
(のぞみ・ひかり・こだまとも)

往復割引

往復割引は片道601km以上の同一区間を往復同時にきっぷを購入する場合、乗車券の料金が1割引となる割引制度です。

特急料金は往復割引の適用を受けません。

姫路〜東京・品川間の往復割引適用後の金額は以下のとおりです。

■普通車指定席

列車種別	通常料金 (片道)	往復 (割引適用後)	片道あたり
のぞみ	16,570円	31,120円	15,560円
ひかり・こだま	15,930円	29,840円	14,920円

往復割引が適用されることで、姫路～東京・品川間が片道約1,000円ほど安くなります。

姫路〜東京・品川で紙のきっぷを購入する場合、東京都区内となり、途中下車をしなければ新宿や渋谷まで追加運賃かからずに利用できます。

また、往復きっぷの場合、有効期間が片道きっぷの2倍となります。
(姫路〜東京・品川間の場合、片道5日間、往復10日間)

エクスプレス予約・スマートEX(往復割引)

エクスプレス予約・スマートEXにも往復割引があり、紙のきっぷの往復割引よりも安く利用できます。

乗車日当日まで予約できますので、急な出張・旅行などでも使えます。

エクスプレス予約・スマートEX(往復割引)

姫路〜東京・品川間のエクスプレス予約(往復割引)の金額は以下のとおりです。

■のぞみ(通常期)

きっぷの種類	往復料金	片道あたり
紙のきっぷ	31,120円	15,560円
エクスプレス予約	30,080円 (▲1,040円)	15,040円 (▲520円)
スマートEX	30,720円 (▲400円)	15,360円 (▲200円)

■ひかり・こだま（通常期）

きっぷの種類	往復料金	片道あたり
紙のきっぷ	29,840円	14,920円
エクスプレス予約	28,800円 (▲1,040円)	14,400円 (▲520円)
スマートEX	29,440円 (▲400円)	14,720円 (▲200円)

新幹線＋ホテルパック

宿泊をともなう新幹線を使った旅行の場合、往復の新幹線と宿泊がセットになった「新幹線＋ホテルパック」がおトクです。

例えば、安価なホテルの場合、新幹線の往復料金よりも少し安く、さらに1泊のホテルがセットになります。

姫路〜東京間の「新幹線＋ホテルパック」の料金は以下のとおりです。

1名1室(シングル)：35,000円～（食事なし）
2名1室(ツイン)：33,000円～（食事なし）

旅行代金は、休前日（金・土曜日）や夏休みや年末年始などの繁忙期になるほど高くなります。

この「新幹線＋ホテルパック」は、日本旅行、JTBなど、さまざまな旅行会社で扱っています。

「新幹線＋ホテルパック」を扱っている旅行会社を詳しく紹介していきます。

日本旅行「JR・新幹線＋宿泊セットプラン」

多くのホテルから選びたい、安く利用したい場合、日本旅行「JR・新幹線＋宿泊セットプラン」がおすすめです。

姫路〜東京・品川間の「のぞみ」の指定席・グリーン車が利用できます。
また、シートマップを使った座席指定も可能です。

きっぷの受取方法は一部を除いて宅配か駅受取のいずれかを選べるので、前もってきっぷの受取も可能です。

☆日本旅行「新幹線＋宿泊プラン」はこちらから申込できます。

JR・新幹線＋宿泊セットプラン

JTB「ダイナミックパッケージ」

JTB「ダイナミックパッケージ」最長13泊14日までの長期利用や、1泊3日などの宿泊なし日程も作れるなど、様々なニーズに対応しています。

また、シートマップ(座席表)から座席指定も可能です。

ちなみに、新幹線のチケットは当日までにJRの指定席券売機で受け取る必要があります。

☆JTB「ダイナミックパッケージ」はこちらから申込できます。

ダイナミックパッケージ

e特急券（エクスプレス予約限定）

e特急券はエクスプレス予約会員限定で利用できるお得な特急券です。

通常の特急料金より安く、乗車日当日でも利用できます。

e特急券だけでは乗車できません。別途、区間に応じた乗車券が必要です。

e特急券の使い方

e特急券を利用する場合、乗車前に駅の指定席券売機などで切符を受け取る必要があります。

e特急券の料金 (姫路〜東京・品川)

姫路〜東京・品川間の特急料金を、通常料金と比較しました。

■のぞみ

種別	e特急券	通常特急料金
指定席	6,040円	6,560円
自由席	5,180円	5,390円
グリーン車	12,110円	12,630円

■ひかり・こだま

種別	e特急券	通常特急料金
指定席	5,400円	5,920円
自由席	5,180円	5,390円
グリーン車	11,470円	11,990円

メリット：在来線との組み合わせでさらにお得

新幹線と在来線を通して乗る場合、エクスプレス予約よりもe特急券の方が安くなるケースがあります。
新幹線利用予定がある方は、事前に料金を比較してみてください。

自由席に乗車

指定席ではなく、自由席に乗ると東海道・山陽新幹線に安くなります。

姫路〜東京・品川間の東海道・山陽新幹線の自由席料金と割引額は以下のとおりです。

種別	おとな	こども
のぞみ	15,400円（▲1,170円）	7,690円（▲590円）
ひかり・こだま	15,400円（▲530円）	7,690円（▲260円）

自由席では座席の確保はできませんが、おとな530円～1,070円安くなります。
また、自由席料金はいずれの列車種別でも同じ金額です。

また、先ほど紹介したエクスプレス予約限定の「e特急券」を利用すると、更に安くなります。

自由席の車両

「のぞみ」の自由席は、博多寄りの1・2号車の2両です。

また、お盆や年末年始、ゴールデンウィークなどの繁忙期には、全席指定席となることがあります。

一方、「ひかり」の自由席は1~5号車、「こだま」の自由席は1〜6号車と13〜16号車と、「のぞみ」よりも多めです。

姫路～東京新幹線以外のアクセス

姫路～東京への新幹線以外のアクセスは以下のものがあります。

夜行バス

ちなみに姫路駅の最寄り空港は神戸空港ですが、姫路駅から神戸空港まで約1時間半かかりますので、あまりおすすめできません。

夜行バス

姫路⇔東京間の高速バス（夜行バス）以下のバス会社で運行しています。

名称	運行区間（主な停車バス停）	所要時間	運賃（料金）
プリンセスロード（京王バス）	姫路駅～神戸三宮～渋谷マークシティ～バスタ新宿	約10時間（姫路～バスタ新宿）	8,400円～11,500円
千葉みらい観光バス	倉敷～岡山～姫路～新宿など	7時間50分～10時間20分（姫路～バスタ新宿）	3,000円～8,000円
WILLER	姫路～明石～神戸三宮～東京駅	約10時間（姫路～東京駅）	5,500円～9,900円