豊橋駅から東京駅までは、東海道新幹線の「ひかり」を使えば、たった約1時間30分で行けます。
とても便利ですよね。
でも、「新幹線は料金が気になる」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、豊橋駅~東京駅間を東海道新幹線で少しでも安く移動する方法をわかりやすくまとめました。
また、新幹線以外の移動手段も紹介します。
- 豊橋~東京間の東海道新幹線をお得に利用する方法
- 豊橋~東京間の所要時間や新幹線の運行本数
- 東海道新幹線以外の移動方法
(高速バス・普通列車)
ぜひ参考にしてみてくださいね。
豊橋駅〜東京駅 東海道新幹線 基本情報

豊橋〜東京間の東海道新幹線には、以下の2つの列車タイプがあります。
- ひかり:新横浜、品川、東京に停車する。所要時間は約1時間20分。
- こだま:各駅に停車するタイプ。所要時間は約2時間10分。
「のぞみ」は全列車通過します。
※所要時間は停車駅の数やダイヤによって前後する場合があります。
東海道新幹線の料金一覧
豊橋〜東京・品川間の東海道新幹線の料金を表にまとめました。
(紙のきっぷで購入した場合、片道)
豊橋~東京間でも、豊橋~品川間でも新幹線の料金は同じです。
座席種別 | おとな | こども |
---|---|---|
普通車指定席 | 9,100円 | 4,540円 |
普通車自由席 | 8,570円 | 4,280円 |
グリーン席 | 12,760円 | 8,390円 |
新幹線の料金はシーズンごとに異なる
新幹線の指定席・グリーン車・グランクラスの料金はシーズンごとに変動します。
- 最繁忙期(例: 年末年始やお盆):通常期料金に+400円
- 繁忙期(例: 連休期間):通常期料金に+200円
- 閑散期(例: 平日の一部など):通常期料金より-200円
※自由席の料金はシーズンに関係なく通年同じです。
詳しい対象日は「シーズン別の指定席特急料金」をご覧ください。
■最繁忙期
2025年1月4・5日、4月25日〜5月6日、8月8日・9・16・17日、12月27日・30日
2026年1月3・4日■繁忙期
2025年1月2・3日、3月20~31日、7月18日〜21日、25〜27日、8月1〜3・7・10・11・13〜15・22〜24日、9月12〜15・19〜21・23日、10月3〜5・10〜13・17〜19・24〜26・31日
11月1〜3・7〜9・14〜16・21〜24・28〜30日、12月26・28・29・31日
2026年1月2日、3月19〜31日■閑散期
2025年1月6~9・14~16・20~23・27~30日、2月3~6・12・13・17~20・25~27日
4月7〜10・14〜17・21〜24日、5月7・8日、6月2〜5・9〜12・16〜19・23〜26・30日
7月1〜3・7〜10・14〜17・22〜24日、8月25〜28日、9月1〜4・8〜11・16〜19・24・25・29・30日、10月1・2日、12月1〜4・8〜11・15〜18・22・24日
2026年1月5〜8・13〜15・19〜22・26〜29日、2月2〜5・9〜12・16〜19・24〜26日、3月2〜5日■通常期
上記の期間以外の日です。
豊橋駅~東京駅 東海道新幹線で安く行く方法

東海道新幹線(豊橋〜東京間)を安く行くには次の方法があります。
- エクスプレス予約・スマートEX
- 自由席に乗車
- EX早特1
- こだまグリーン早特3
- 新幹線+ホテルパック
(宿泊する方向け) - 日帰りパック
(日帰り往復向け) - e特急券
(エクスプレス予約限定特急券)
ここからは東海道・山陽新幹線に安く乗る方法をそれぞれ詳しくみていきます。
エクスプレス予約・スマートEX
東海道新幹線のネット予約サービス「エクスプレス予約(EX予約)」・「スマートEX」を利用すると、通常料金よりも安く新幹線に乗車できます。
エクスプレス予約・スマートEXは新幹線の乗車券と特急券がセットになっています。
さらに、チケットレス対応で、改札を通る前であれば列車の出発前まで何度でも予約変更が可能です。
新幹線乗車駅まで(降車駅から)在来線を利用の場合、在来線の運賃が別に必要になります。
エクスプレス予約とスマートEXの違い
エクスプレス予約は年会費1,100円がかかり、専用のクレジットカードが必要ですが、割引額が大きいのが特徴です。
また、「e特急券」を利用すれば特急券のみの購入も可能です。
一方、スマートEXは年会費無料で、新たにクレジットカードの申込む必要がないので、手軽に始められます。
☆エクスプレス予約・スマートEXについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
■エクスプレス予約
■スマートEX
料金比較 (豊橋〜東京・品川)
紙のきっぷとエクスプレス予約、スマートEXの料金を表にまとめました。
種別 | おとな | こども |
---|---|---|
紙のきっぷ | 9,100円 | 4,540円 |
エクスプレス予約 | 8,770円 (▲330円) | 4,380円 (▲160円) |
スマートEX | 8,900円 (▲200円) | 4,440円 (▲100円) |
エクスプレス予約は紙のきっぷに比べ、豊橋〜東京間で片道330円安くなります。
自由席に乗車
東海道新幹線「ひかり」・「こだま」とも自由席があり、指定席に比べて530円(通常期の場合)安くなります。
東海道新幹線豊橋~東京間の自由席料金と割引額は以下のとおりです。
おとな | こども |
---|---|
8,570円 (▲530円) | 4,280円 (▲260円) |
東海道新幹線 自由席車両
「ひかり」の自由席は1~5号車、「こだま」の自由席は1〜6号車、13〜16号車です。
(一部列車では自由席車両が異なる場合があります)
EX早特1(自由席)
EX予約「EX早特1」は前日までの申込で、東海道新幹線の自由席がおトクに利用できる商品です。
「ひかり」・「こだま」どちらでも使えます。
豊橋~東京・品川間の料金は大人7,900円となり、自由席の通常料金よりも670円安く利用できます。
詳細はこちら
EXこだまグリーン早特3
EXこだまグリーン早特3は3日前までの予約で「こだま」グリーン車がおトクになる割引商品です。
料金は豊橋~東京で大人8,780円となり、グリーン車に普通車指定席の通常料金よりも安く乗車できます。
(こども料金の設定はありません)
詳細はこちら
新幹線+ホテルパック

宿泊をともなう新幹線を使った旅行の場合、往復の新幹線と宿泊がセットになった「新幹線+ホテルパック」がおトクです。
安いホテルの場合、新幹線往復+αで、さらにホテル1泊ついてきます。
豊橋〜東京間の料金は新幹線往復とホテル1泊付きで以下のとおりです。
- 1名1室(シングル):26,000円~(食事なし)
- 2名1室(ツイン):23,000円~(食事なし)
旅行代金は、休前日(金・土曜日)や夏休みや年末年始などの繁忙期になるほど高くなります。
この「新幹線+ホテルパック」は、日本旅行、JTBなど、さまざまな旅行会社で扱っています。
「新幹線+ホテルパック」を扱っている旅行会社を詳しく紹介していきます。
日本旅行「JR・新幹線+宿泊セットプラン」
多くのホテルから選びたい、安く利用したい場合、日本旅行「JR・新幹線+宿泊セットプラン」がおすすめです。
豊橋〜東京間の「ひかり」・「こだま」の指定席・グリーン車が利用できます。
また、シートマップを使った座席指定も可能です。
きっぷの受取方法は一部を除いて宅配か駅受取のいずれかを選べるので、前もってきっぷの受取も可能です。
☆日本旅行「新幹線+宿泊プラン」はこちらから申込できます。
JTB「ダイナミックパッケージ」
JTB「ダイナミックパッケージ」は最長13泊14日までの長期利用や、1泊3日などの宿泊なし日程も作れるなど、様々なニーズに対応しています。
また、シートマップ(座席表)から座席指定も可能です。
ちなみに、新幹線のチケットは当日までにJRの指定席券売機で受け取る必要があります。
☆JTB「ダイナミックパッケージ」はこちらから申込できます。
JR東海ツアーズ「EXダイナミックパック」

JR東海ツアーズの「EXダイナミックパック」は、新幹線と宿泊施設を自由に組み合わせるお得なパッケージです。
新幹線へは交通系ICカードもしくはQRチケット乗車できるので、駅で切符を受け取る手間がかかりません。
また、一部のプランでは、改札を通る前であれば出発直前まで何度でも予約した新幹線の変更が可能です。
JR東海ツアーズ「ずらし旅」

また、JR東海ツアーズでは時間帯限定新幹線を利用することで、「ずらし旅選べる体験クーポン」がついてくる「ずらし旅」もあります。
ちなみに、「EXダイナミックパック」・「ずらし旅」を利用するには、「エクスプレス予約」または「スマートEX」への会員登録が必要です。
日帰りパック
JR東海ツアーズなどでは新幹線の日帰り往復と体験クーポンがセットになった日帰りパックを発売しています。
新幹線日帰り往復とずらし旅体験クーポンがセットになった「ずらし旅」を使うと、豊橋〜東京間の往復がおとな14,920円〜で可能です。
日帰りパックで豊橋⇔東京間を往復する場合、通常料金に比べて3,000円程度安くなります。
ただし「ずらし旅」はお盆期間や年末年始などは対象外です。
通常料金 (往復) | 日帰りパック |
---|---|
18,200円 | 14,920円~ |
豊橋~東京間の日帰りパックはこちらから申込できます。
e特急券(エクスプレス予約限定)
「e特急券」はエクスプレス予約限定の特急券が安く利用できるサービスです。
乗車する前に、駅にある指定席券売機等できっぷの受取が必要です。
e特急券を利用する際には、別に乗車券が必要です。
こども用の設定もあります。
乗車日当日まで申し込みできますので、急な新幹線利用でも使えます。
e特急券の料金
豊橋〜東京・品川間のe特急券の料金は以下のとおりです。
種別 | e特急券 | (参考) 特急料金 |
---|---|---|
指定席 | 3,600円 | 3,930円 |
自由席 | 3,400円 | 3,400円 |
グリーン車 | 7,260円 | 7,590円 |
※いずれも通常期
メリット:在来線との組み合わせでさらにお得
新幹線と在来線を通して乗る場合、エクスプレス予約よりもe特急券の方が安くなるケースがあります。
新幹線利用予定がある方は、事前に料金を比較してみてください。
東海道新幹線 豊橋〜東京の所要時間・本数

豊橋駅〜東京駅間の東海道新幹線には以下の2種類あります。
豊橋駅では「のぞみ」は全列車通過となります。
- ひかり
(準速達タイプ) - こだま
(各駅タイプ)
「ひかり」がおおむね2時間に1本、「こだま」が1時間に2本あります。
豊橋~東京間の所要時間
豊橋~東京間の所要時間はそれぞれ以下のとおりです。
列車種別 | 主な途中停車駅 | 時間 |
---|---|---|
ひかり | 新横浜・品川 | 約1時間20分 |
こだま | 各駅停車 | 約2時間10分 |
「こだま」は各駅停車のため、「ひかり」よりも時間がかかります。
豊橋~東京 新幹線以外のアクセス

豊橋駅~東京駅間は東海道新幹線以外にも以下のアクセス方法があります。
- 高速バス
(昼行・夜行バス) - 普通列車
(在来線)
それぞれ詳しくみてみましょう。
高速バス
豊橋〜東京間の高速バスは関東バスなどが運行しています。
豊橋~東京間の高速バスは昼行便・夜行便ともにあります。
以下のバス会社が運行しています。
名称 | 運行区間 (主な停車バス停) | 本数 | 所要時間 | 運賃 (料金) |
---|---|---|---|---|
ほの国号 関東バス 豊鉄バス | 田原~豊橋〜バスタ新宿~練馬 | 夜1本 | 約6時間30分 (豊橋〜新宿) | 3,200円~6,700円 |
WILLER EXPRESS | 昼:東岡崎〜豊橋〜YCAT(横浜) 〜東京八重洲 夜:東岡崎〜豊橋〜浜松 〜池袋〜TDL(R) | 昼1本 夜1本 | 約6時間10分 (昼:豊橋〜東京) | 3,100円〜 |
高速バスの予約は楽天トラベルや高速バスドットコムなどの予約サイトから可能です。
普通列車(在来線)
豊橋~東京間を普通列車で行く場合、東海道本線を乗り継いで約5時間で行けます。
運賃は大人5,170円です。
豊橋~東京間を移動する場合、一部の列車を除いて、浜松駅と熱海駅で乗換が必要となります。
浜松駅での乗換は、対面乗換の場合と、階段・エスカレーターを使った乗換の場合があります。
熱海駅着の列車は2・3番線到着、熱海発東京方面行きの列車は4・5番線発車となります。
熱海駅からの普通列車はグリーン車が連結されていますので、グリーン券を購入すれば快適に移動できます。
普通列車グリーン車について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
豊橋⇔東京間の在来線で使えるおトクなきっぷ
期間限定にはなりますが、青春18きっぷを利用すると安く移動できます。
2025年春シーズンの利用期間・発売期間は以下のとおりです。
- 利用期間
2025年3月1日~4月10日 - 発売期間
[3日間用] 2025年2月14日~4月8日
[5日間用] 2025年2月14日~4月6日 - 有効期間
連続する3日間・5日間 - 料金
[3日用] 10,000円
[5日用] 12,050円
(大人・小児同額)
青春18きっぷについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
豊橋〜東京間の東海道新幹線に安く乗る方法|よくある質問

豊橋〜東京間の東海道新幹線に安く乗る方法についてよくある質問をまとめました。
- Q豊橋~東京間を新幹線で安く行く方法は?
- A
豊橋〜東京間を新幹線で安く行く場合、宿泊をともなう場合は「新幹線+ホテルパック」、日帰りで行く場合は、「日帰りパック」がおすすめです。
- Q豊橋〜東京間を片道だけ新幹線を使う場合は?
- A
豊橋〜東京間を片道だけ新幹線で行く場合、自由席だと「EX早特1」がおトクです。
ちなみに豊橋〜東京間の指定席には、EX早特商品の設定はありません
- Q豊橋〜東京間の東海道新幹線では往復割引は適用されますか?
- A
豊橋〜東京間の距離が293.6kmと、600km以下のため往復割引は適用されません。
- Q豊橋〜東京間の新幹線以外の交通手段は?
- A
豊橋〜東京間は東海道新幹線以外にも、普通列車や高速バスで行く方法があります。
普通列車は東海道本線経由で約5時間です。
豊橋~東京間は高速バスもありますが、本数は少なめです。
今回は豊橋〜東京間を東海道新幹線で安く行く方法を紹介しました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。