名古屋駅から東京駅までは、東海道新幹線の速達タイプ「のぞみ」を使えば、約1時間40分で行けます。
とても便利ですよね。
でも、「新幹線は料金が気になる」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、名古屋駅~東京・品川駅間を東海道新幹線で少しでも安く移動する方法をまとめました。
また、新幹線以外の移動手段も紹介します。
- 名古屋~東京・品川間の東海道新幹線を安く行く方法
- 新幹線以外の移動方法
(高速バス・普通列車)
ぜひ参考にしてみてくださいね。
名古屋〜東京・品川間 東海道新幹線の料金と所要時間

東海道新幹線の名古屋~東京・品川間は「のぞみ」・「ひかり」・「こだま」のいずれかで行けます。
運行本数は「のぞみ」が1時間に4~6本、「ひかり」が1時間に2本、「こだま」が1時間に2本で、週末や大型連休を中心に臨時列車が数多く運行されます。
まず、名古屋~東京・品川間の東海道新幹線の料金と所要時間を表にまとめました。
のぞみ・ひかり・こだまの違い(停車駅・所要時間)
名古屋~東京・品川間では、最速の「のぞみ」、中間の「ひかり」、格安の「こだま」というように、目的によって最適な列車が異なります。
列車種別 | 所要時間 | 主な途中停車駅 | 特徴 |
---|---|---|---|
のぞみ | 名古屋〜品川:約1時間30分 名古屋~東京:約1時間40分 | 新横浜・品川 | 最速・本数最多・ビジネス向け |
ひかり | 名古屋〜品川 約1時間35分~約1時間50分 名古屋~東京 約1時間40分~約2時間 | ■浜松・静岡 ・新横浜・品川 ■豊橋or小田原 新横浜・品川 | 停車駅によって時間差あり |
こだま | 名古屋〜品川:約2時間30分 名古屋~東京:約2時間40分 | 各駅停車 | 最も時間がかかるが 格安プラン多数 |
出張など時間を優先するなら「のぞみ」、料金を抑えたい・観光でのんびり行きたいなら「こだま」がおすすめです。
「ひかり」は両者の中間で、時間帯や列車によっては「のぞみ」とほぼ同じ時間で到着する場合もあります。
名古屋~東京・品川 通常料金
名古屋~東京・品川間の「のぞみ」・「ひかり」・「こだま」の料金は以下のとおりです。
名古屋~東京間でも、名古屋~品川間でも新幹線の料金は同じです。
■のぞみ(通常期)
座席の種類 | おとな | こども |
---|---|---|
指定席 | 11,300円 | 5,650円 |
自由席 | 10,560円 | 5,280円 |
グリーン車 | 14,960円 | 9,570円 |
■ひかり・こだま(通常期)
座席の種類 | おとな | こども |
---|---|---|
指定席 | 11,090円 | 5,540円 |
自由席 | 10,560円 | 5,280円 |
グリーン車 | 14,750円 | 9,470円 |
「ひかり」・「こだま」を利用した場合、「のぞみ」に比べて時間がかかりますが、指定席・グリーン車の料金が210円安くなります。
(自由席は同一料金)
新幹線の料金はシーズンごとに異なる
新幹線の指定席およびグリーン車の料金は、利用するシーズンによって変動します。
- 最繁忙期(例: 年末年始やお盆):通常期料金に+400円
- 繁忙期(例: 連休期間):通常期料金に+200円
- 閑散期(例: 平日の一部など):通常期料金より-200円
※自由席の料金はシーズンに関係なく通年同じです。
対象日は「シーズン別の指定席特急料金」をご覧ください。
■最繁忙期
2025年12月27日・30日、2026年1月3・4日
■繁忙期
2025年10月3〜5・10〜13・17〜19・24〜26・31日
11月1〜3・7〜9・14〜16・21〜24・28〜30日、12月26・28・29・31日
2026年1月2日、3月19〜31日
■閑散期
2025年10月1・2日、12月1〜4・8〜11・15〜18・22・24日
2026年1月5〜8・13〜15・19〜22・26〜29日、2月2〜5・9〜12・16〜19・24〜26日、3月2〜5日
■通常期
上記の期間以外の日です。
名古屋〜東京 新幹線をおトクに利用する方法(宿泊・日帰りパック)

名古屋から東京・品川まで、東海道新幹線で手軽におトクに移動したい方には、新幹線+宿泊パックや日帰りツアーが便利です。
往復のチケットと宿泊がセットになっているので、別々に手配するよりも料金を抑えられ、当日もスムーズに移動できます。
忙しい出張や週末の観光でも、時間とお金を効率よく使いたい方にぴったりの方法です。
新幹線+ホテルパック(宿泊付き)

名古屋~東京・品川間を新幹線とホテルをセットで予約する場合は、「新幹線+ホテルパック」がおすすめです。
安いホテルの場合、新幹線往復とほぼ同じ値段で、さらにホテル1泊ついてきます。
名古屋~東京間の料金は往復の新幹線とホテル1泊付きで以下のとおりです。
- 1名1室(シングル):26,000円〜(食事なし)
- 2名1室(ツイン):24,000円〜(食事なし)
旅行代金は、休前日(金・土曜日)や夏休みや年末年始などの繁忙期になるほど高くなります。
新幹線+ホテルパックは日本旅行の「JR・新幹線+宿泊セットプラン」やJTBの「ダイナミックパッケージ」や、JRの東海ツアーズの「EXダイナミックパック」などがあります。
ここからは「新幹線+ホテルパック」を扱っている旅行会社を詳しく紹介していきます。
日本旅行「JR・新幹線+宿泊セットプラン」
多くのホテルから選びたい、安く利用したい場合、日本旅行「JR・新幹線+宿泊セットプラン」がおすすめです。
名古屋〜東京間の「のぞみ」の指定席・グリーン車が利用できます。
また、シートマップを使った座席指定も可能です。
きっぷの受取方法は一部を除いて宅配か駅受取のいずれかを選べるので、前もってきっぷの受取も可能です。
☆名古屋〜東京間の日本旅行「新幹線+宿泊プラン」は以下のリンクから検索できます。
JTB「ダイナミックパッケージ」
JTB「ダイナミックパッケージ」ではシートマップ(座席表)から座席指定も可能です。
また、最長13泊14日までの長期利用や、1泊3日などの宿泊なし日程も作れるなど、様々なニーズに対応しています。
ちなみに、新幹線のチケットは当日までにJRの指定席券売機で受け取る必要があります。
☆JTB「ダイナミックパッケージ」はこちらから申込できます。
JR東海ツアーズ「EXダイナミックパック」

JR東海ツアーズの「EXダイナミックパック」は、新幹線と宿泊施設を自由に組み合わせるお得なパッケージです。
新幹線へは交通系ICカードもしくはQRチケット乗車できるので、駅で切符を受け取る手間がかかりません。
また、一部のプランでは、改札を通る前であれば出発直前まで何度でも予約した新幹線の変更が可能です。
☆EXダイナミックパックの検索はこちら
JR東海ツアーズ「ずらし旅」

また、JR東海ツアーズでは時間帯限定新幹線を利用することで、「ずらし旅選べる体験クーポン」がついてくる「ずらし旅」もあります。
「EXダイナミックパック」・「ずらし旅」を利用するには、「エクスプレス予約」または「スマートEX」への会員登録が必要です。
☆ずらし旅の検索はこちら
新幹線日帰りパック(往復セット割引)

名古屋~東京・品川間を新幹線で日帰り往復する場合、新幹線と体験クーポンがセットになったJR東海ツアーズの「新幹線日帰りパック」プランがおすすめです。
「ずらし旅」の場合、名古屋⇔東京間の往復がおとな17,890円〜で可能です。
「ずらし旅」の選べる体験はこちら!
新幹線日帰りパックは、JR東海ツアーズの他に、JTBや日本旅行でも発売されています。
ぷらっとこだま(「こだま」片道+1ドリンクのセット)

「ぷらっとこだま」は、JR東海が出しているおトクな旅行商品で、新幹線「こだま」の普通車指定席のきっぷとドリンク引換券がセットになっています。
名古屋〜東京・品川間の場合、片道8,710円〜利用できます。
通常の料金よりも安く、「こだま」でゆったり移動したい人にぴったりです!
申し込みはJR東海ツアーズ公式サイトから乗車日の1か月前(前月同日)の10:00から前日の23:30まで予約できます。
ぷらっとこだまの乗車方法
ぷらっとこだまはチケットレス乗車で、交通系ICカードもしくはQRチケットで乗車できます。
》詳しくはこちら
ドリンク引換券の使い方
ドリンク引換券は電子チケットで、使えるのは乗車日当日から8日間(翌週の同じ曜日まで)です。
ドリンク引換券は、予約完了時に送られるメールもしくはEX旅パックのマイページから入手できます。
》詳しくはこちら
ドリンクの引換は東海道新幹線の各駅にあるキヨスクなどでできます。
ぷらっとこだまの料金
名古屋〜東京・品川間のぷらっとこだまの料金は以下のとおりです。
(2025年10月1日~12月25日乗車分)
■おとな
A料金 (月~木曜日) | B料金 (金曜日) | C料金 (土日祝日) | D料金 (繁忙期) | |
---|---|---|---|---|
普通車指定席 | 8,710円 | 8,990円 | 9,130円 | 10,300円 |
グリーン車 | 9,610円 | 9,860円 | 9,990円 | 11,020円 |
■こども
A料金 (月~木曜日) | B料金 (金曜日) | C料金 (土日祝日) | D料金 (繁忙期) | |
---|---|---|---|---|
普通車指定席 | 4,510円 | 4,660円 | 4,730円 | 5,330円 |
グリーン車 | 6,110円 | 6,270円 | 6,350円 | 7,000円 |
○繁忙期は、2025年10月11日(土)〜10月13日(月)、11月1日(土)〜11月3日(月)、11月22日(土)〜11月24日(月)です。
「ぷらっとこだま」の申込はJR東海ツアーズの公式サイトからできます。
東京駅・品川駅どっちで降りる?【目的別比較】


名古屋から東京方面へ行くとき、「東京駅で降りるか、品川駅で降りるか」で迷う人も多いでしょう。ここでは、目的地やアクセスの違いから、どちらが便利かをわかりやすく比較します。
東京駅・品川駅の位置とアクセスの違い
東京駅は千代田区の中心にあり、丸の内・日本橋・銀座方面へのアクセスが便利です。
中央線や山手線、京葉線が発着し、新宿・上野・千葉方面へもスムーズに移動できます。
また、地下鉄は丸ノ内線のみ乗り入れていますが、地下通路で大手町駅と直結しており、地下鉄(東西線・半蔵門線・千代田線・都営三田線)にも乗り換え可能です。
一方、品川駅は港区高輪に位置し、羽田空港や渋谷・お台場方面へのアクセスが良好です。
京急線で羽田空港へ直通でき、山手線・京浜東北線などで都心各地に行けます。
基本情報
項目 | 東京駅 | 品川駅 |
---|---|---|
所在地 | 千代田区丸の内 | 港区高輪 |
主な周辺エリア | 丸の内・日本橋・銀座 | 高輪・港南・品川プリンス周辺 |
主な路線 | 東海道新幹線、山手線、中央線 京浜東北線、総武快速線、京葉線、丸ノ内線など | 東海道新幹線、山手線、京浜東北線 東海道線、横須賀線、京急線など |
接続 | 大手町駅と地下通路で接続 (東西線・千代田線などへ乗換可能) | JR各線のほか、京急線で 羽田空港方面に直通 |
行き先・アクセス別の特徴
行き先・エリア | 東京駅 | 品川駅 |
---|---|---|
新宿方面 | 中央線快速で約14分 | 山手線で約21分 |
上野方面 | 山手線で約8分 | ー |
渋谷方面 | 山手線で約24分 | 山手線で約12分 |
羽田空港方面 | モノレール浜松町経由で約35分 | 京急線直通で約15分(最短) |
お台場方面 | 新木場経由約25~30分 | 大井町経由約20~25分 |
名古屋から東京方面へ行くとき、「東京駅で降りるか、品川駅で降りるか」を解説しました。
もう少し自分で工夫して安く移動したい方は、次に紹介する自由席や割引チケットの使い方もチェックしてみてください。
名古屋〜東京を自分で安く手配する方法(EX予約・自由席・株主優待)

名古屋〜東京・品川間の東海道新幹線を自分で安く手配する場合、以下の方法があります。
サービス名 | 特徴 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
エクスプレス予約 (EX予約) | ○通常料金よりも安い ○当日予約も可能 ○年会費がかかる | 出張などが多い方 |
スマートEX | ○通常料金より200円引き ○当日予約も可能 ○年会費不要 | 気軽に使いたい方 |
EX早特 (21・7・3・1) | ○EX予約やスマートEX よりも安い ○申込期限がある | EX予約・スマートEX会員で 事前に予定が決まっている方 |
e特急券 | ○EX予約会員 限定の割安特急券 ○乗車券との 組み合わせが可能 | 新幹線と在来線を 通して乗る方 |
自由席に乗車 | ○予約が不要 ○指定席よりも安い ○混雑時は座れないことも | 時間を気にせずに 新幹線に乗りたい方 |
株主優待券 | ○1枚につき1割引 (2枚までで同時利用可) ○1年中使える | JR東海の株主の方 金券ショップ等で 安く入手できる場合 |
ここからは、名古屋~東京・品川間の東海道新幹線に安く乗る方法をそれぞれ詳しくみていきます。
エクスプレス予約・スマートEX(チケットレス)

東海道新幹線のネット予約サービス「エクスプレス予約(EX予約)」・「スマートEX」を利用すると、通常料金よりも安く新幹線に乗車できます。
エクスプレス予約・スマートEXは新幹線の乗車券と特急券がセットになっています。
新幹線乗車駅まで(降車駅から)在来線を利用する場合、在来線の運賃が別に必要になります。
さらに、チケットレス対応で、改札を通る前であれば列車の出発前まで何度でも予約変更が可能です。
エクスプレス予約とスマートEXの違い
エクスプレス予約は年会費1,100円がかかり、専用のクレジットカードが必要ですが、割引額が大きいのが特徴です。
また、「e特急券」を利用すれば特急券のみの購入も可能です。
一方、スマートEXは年会費無料で、新たにクレジットカードの申込む必要がないので、手軽に始められます。
☆エクスプレス予約・スマートEXについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
■エクスプレス予約
■スマートEX
「エクスプレス予約」・「スマートEX」の料金を比較
名古屋~東京・品川間の紙のきっぷとエクスプレス予約、スマートEXの料金を表にまとめました。
■のぞみ(通常期)
種類 | おとな | こども |
---|---|---|
紙のきっぷ | 11,300円 | 5,650円 |
エクスプレス予約 | 10.880円 (▲420円) | 5,440円 (▲210円) |
スマートEX | 11,100円 (▲200円) | 5,550円 (▲100円) |
■ひかり・こだま(通常期)
種類 | おとな | こども |
---|---|---|
紙のきっぷ | 11,090円 | 5,540円 |
エクスプレス予約 | 10.670円 (▲420円) | 5,330円 (▲210円) |
スマートEX | 10,890円 (▲200円) | 5,440円 (▲100円) |
エクスプレス予約は紙のきっぷに比べて420円安くなります。
(のぞみ・ひかり・こだまとも)
EX早特(早期割引きっぷ)
エクスプレス予約・スマートEXには、早期予約で新幹線の料金が安くなる「EX早特」があります。
名古屋〜東京・品川間には、以下の種類のきっぷがあります。
- EX早特21
(のぞみ) - EX早特7
(ひかり・こだま) - EXファミリー早特7
(ひかり・こだま、2名以上) - EX早特3
(こだま・グリーン車)
それぞれの商品を紹介します。
EX早特21(のぞみ)
「EX早特21」は、21日前までの予約可能で、「のぞみ」普通車指定席が対象です。
東海道新幹線の名古屋〜東京・品川間の料金はおとな10,370円と通常よりも930円安くなります。
■料金・利用期間・発売期間
名古屋〜東京・品川間のEX早特21の料金・利用期間はそれぞれ以下のとおりです。
- 料金
おとな 10,370円
こども 5,180円 - 割引金額
おとな 930円おトク
こども 470円おトク - 利用期間
通年
(2025年8月7日~8月17日、12月26日~2026年1月4日は除く) - 発売開始:乗車日1ヶ月前の10:00
- 購入期限:乗車日21日前の23:30
「EX早特21」はお得ですが、いくつか注意点があります。
ゴールデンウィーク・お盆・年末年始などの混雑時期は利用できません。
また、座席数に限りがあり、予約後は列車や区間の変更もできません。
EX早特7(ひかり・こだま)
「EX早特7」は、7日前までの予約可能で、「ひかり」・「こだま」普通車指定席が対象です。
東海道新幹線の名古屋〜東京・品川間の料金はおとな9,900円と通常よりも1,190円安くなります。
「ひかり」・「こだま」に限られ、「のぞみ」よりも時間がかかりますが、7日前まで予約ができるので、直前にならないと予定が決まらない方におすすめです。
■料金・利用期間・発売期間
名古屋〜東京・品川間のEX早特7の料金・発売期間はそれぞれ以下のとおりです。
- 料金
おとな 9,900円
こども 4,950円 - 割引金額
おとな 1,190円おトク
こども 590円おトク - 利用期間
通年
(2025年8月7日~8月17日、12月26日~2026年1月4日は除く) - 発売開始:乗車日1ヶ月前の10:00
- 購入期限:乗車日7日前の23:30
「EX早特7」と「EX早特21」の違い
「EX早特7」は、「EX早特21」と異なり、柔軟な変更が可能な点が特徴です。
購入後も、乗車日から3ヶ月以内であれば、変更時点で購入可能な他の商品へ何度でも変更できます。
(※差額が必要)
ただし、ゴールデンウィーク・お盆・年末年始などの繁忙期は利用できず、座席数にも限りがあります。
EXファミリー早特7(2人以上)
「EXファミリー早特7」は7日前の予約で2名以上から利用で使える割引商品です。
この割引は「ひかり」「こだま」の普通車指定席が対象で、名古屋〜東京・品川間の料金はおとな9,500円と通常よりも1,590円安くなります。
ちなみに、「EXファミリー早特7」は2名以上であれば家族でなくても使えます。
■EXファミリー早特7の料金
名古屋〜東京・品川間のEXファミリー早特7の料金は以下のとおりです。
EXファミリー早特7は平日でも利用できます。料金は平日・休日とも同額です。
- 料金
おとな 9,500円
こども 4,750円 - 割引金額
おとな 1,590円おトク
こども 790円おトク - 利用期間
通年
(2025年8月7日~8月17日、12月26日~2026年1月4日は除く) - 発売開始:乗車日1ヶ月前の10:00
- 購入期限:乗車日7日前の23:30
購入後も、乗車日から3ヶ月以内であれば、変更時点で購入可能な他の商品へ何度でも変更できます(※差額が必要)。
ただし、ゴールデンウィーク・お盆・年末年始などの繁忙期は利用できず、座席数にも限りがあります。
EX早特3(グリーン車)
「EX早特3」は、エクスプレス予約やスマートEXで利用できる、新幹線グリーン車におトクに乗車できる商品です。
東海道新幹線の名古屋〜東京・品川間では「のぞみ」・「ひかり」・「こだま」に設定されています。
料金は「こだま」の場合、おとな11,290円で、こども料金もあります。
普通車指定席とほぼ同じ料金でグリーン車に乗車できます。
■料金
名古屋〜東京・品川間のEX早特3の料金は以下のとおりです。
列車種別 | おとな | こども |
---|---|---|
のぞみ | 13,620円 | 8,500円 |
ひかり | 12,050円 | 7,100円 |
こだま | 11,290円 | 6,690円 |
■利用期間・発売期間
名古屋〜東京・品川間のEX早特3の料金はそれぞれ以下のとおりです。
- 利用期間
通年
(2025年8月7日~8月17日、12月26日~2026年1月4日は除く) - 発売開始:乗車日1ヶ月前の10:00
- 購入期限:乗車日3日前の23:30
e特急券(エクスプレス予約限定)
e特急券はエクスプレス予約限定の特急券が安く利用できるサービスです。
乗車する前に、駅にある指定席券売機等できっぷの受取が必要です。
e特急券を利用する際には、別に乗車券が必要です。
こども用の設定もあります。
乗車日当日まで申し込みできますので、急な新幹線利用でも使えます。
e特急券の料金
名古屋〜東京・品川間のe特急券の料金は以下のとおりです。
■のぞみ
種別 | e特急券 | (参考) 特急料金 |
---|---|---|
指定席 | 4,500円 | 4,920円 |
自由席 | 4,090円 | 4,180円 |
グリーン車 | 8,160円 | 8,580円 |
■ひかり・こだま
種別 | e特急券 | (参考) 特急料金 |
---|---|---|
指定席 | 4,290円 | 4,710円 |
自由席 | 4,090円 | 4,180円 |
グリーン車 | 7,950円 | 8,370円 |
※いずれも通常期
e特急券の場合、名古屋~東京・品川間の特急料金が指定席・グリーン車で420円、自由席で90円安くなります。
メリット:在来線との組み合わせでさらにお得
新幹線と在来線を通して乗る場合、エクスプレス予約よりもe特急券の方が安くなるケースがあります。
新幹線利用予定がある方は、事前に料金を比較してみてください。
自由席に乗車
指定席ではなく、自由席に乗ると東海道新幹線に安くなります。
名古屋~東京・品川間の東海道新幹線の自由席料金と割引額は以下のとおりです。
種別 | 料金 | 割引額 |
---|---|---|
のぞみ | 10,560円 (▲740円) | 5,280円 (▲370円) |
ひかり・こだま | 10,560円 (▲530円) | 5,280円 (▲260円) |
自由席では座席の確保はできませんが、おとな530円~740円安くなります。
JR東海 株主優待券
JR東海の株主優待券を使うと、片道の運賃・特急料金が10%OFFになります。
株主優待券は1度に2枚まで使えて、2枚使った場合、運賃・特急料金が20%OFFになります。
1枚の株主優待券で2名以上で利用できません。
名古屋~東京間の東海道新幹線の料金は以下のとおりです。
(いずれも通常期におとな1名「のぞみ」利用、株主優待券1枚使用)
座席種別 | 株主割引 料金 | 通常料金 | 差額 |
---|---|---|---|
普通車指定席 | 10,170円 | 11,300円 | 1,130円 |
グリーン車 | 12,960円 | 14,960円 | 1,500円 |
株主優待券の入手方法
JR東海の株主優待券は株主になれば入手できますが、株を買うための資金が必要です。
株主にならなくても、金券ショップなどでJR東海株主優待券が売っている場合があります。
株主優待券の値段は、季節や需給、有効期間などによって変わりますが、1枚500円~1,000円程度で販売されています。
株主優待券の値段にもよりますが、名古屋〜東京間の場合、それほど割引額は大きくありません。
名古屋~東京 新幹線以外のアクセス

名古屋駅~東京駅間は東海道新幹線以外にも以下のアクセス方法があります。
- 高速バス
(夜行バス) - 普通列車
それぞれ詳しくみてみましょう。
高速バス

名古屋〜東京間の高速バスはJRバスをはじめ、数多くのバス会社が運行しています。
JRバス
JR高速バスの場合、昼行・夜行どちらもあります。
運賃(料金)は2025年6月現在のものです。
乗車日・予約時期等により変動します。
所要時間は交通状況により前後する場合があります。
JRバスでは昼行便として、新東名高速道路を通る「新東名スーパーライナー」「東名スーパーライナー」などが、夜行便として、「ドリームなごや号」がそれぞれ運行しています。
名古屋駅では新幹線口にあるJR名古屋バスターミナルより発着しています。
新東名ライナーと東名ライナーの違い
「新東名スーパーライナー」は名古屋駅を出ると、霞ヶ関駅、東京駅日本橋口以外停車しません。所要時間は5時間ほどです。
一方、「スーパーライナー」は途中で多くの停留場に停まるため、6時間~6時間半ほどかかります。
JRバス運賃
■東名ハイウェイバス
種別 | 値段 (普通席) |
---|---|
普通運賃 | 5,800円 |
早売1 | 2,000円 ~5,400円 |
■ドリームなごや号
3列シート | 4列シート | |
---|---|---|
得割 | 3,600円〜7,500円 | 2,400円〜5,700円 |
学生割引 | 4,500円〜9,890円 | 4,020円〜9,890円 |
片道普通 | 4,800円〜10,190円 | 4,320円〜10,190円 |
JRバス以外
JRバス以外にも「さくら高速バス」など多くのバス会社が運行しています。
運賃は乗車日や便より異なりますが、4列シートの場合、2,500円〜8,000円程度です。
お盆・年末年始・ゴールデンウィーク期間の運賃は新幹線とほぼ同じぐらいです。
高速バスの予約は楽天トラベルなどの予約サイトからできます。
普通列車(在来線)
新幹線以外にも、在来線の東海道本線を乗り継いで、東京駅まで行けます。
所要時間は約6時間で、運賃が6,380円です。
在来線の乗継ルート

名古屋〜東京間を東海道本線で移動する場合、列車によっても異なりますが、4回ほど乗換えが必要です。
ここからはそれぞれの区間の様子をまとめてみました。
■名古屋~豊橋
名古屋~豊橋間は名鉄との競合区間で、比較的快適な転換クロスシートが利用できます。快速列車が15分に1本運行しています。
■豊橋〜浜松
豊橋〜浜松間は転換クロスシートとロングシートが混在している区間です。一部の列車は名古屋から直通するものもありますので、時間帯があれば利用したいものです。
■浜松〜熱海
浜松~熱海間はオールロングシートの区間です。
(一部列車を除く)
運行本数は1時間に3本ほどでそれなりにあります。
■熱海〜東京
熱海~東京はJR東日本区間に入ります。静岡県内のエリアは3両~6両でしたが、熱海から東京までは10両ないし15両と長編成となります。
JR東日本の普通列車のグリーン車は追加でグリーン券を購入すれば「青春18きっぷ」でも乗車できます。
名古屋~東京間の在来線で使えるおトクなきっぷ
期間限定にはなりますが、青春18きっぷを利用すると安く移動できます。
また、10月には、秋の乗り放題パスを利用すると安く行けます。
秋の乗り放題パスの利用期間・発売期間は以下のとおりです。
- 利用期間
2025年10月4日~10月19日 - 発売期間
2025年9月12日~10月17日
※発売開始以降、利用開始日1ヶ月前より発売 - 有効期間
連続する3日間 - 料金
おとな7,850円、こども3,920円
青春18きっぷについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
新幹線と高速バス・普通列車との比較
名古屋~東京間の東海道新幹線と高速バス、普通列車(東海道本線)の所要時間と料金を比較しました。
東海道新幹線は普通車指定席(通常期)の料金です。
交通手段 | 所要時間 | 料金 |
---|---|---|
東海道新幹線 (のぞみ) | 約1時間35分 | 11,300円 |
東海道新幹線 (ひかり) | 1時間43分 〜1時間58分 | 11,090円 |
東海道新幹線 (こだま) | 約2時間40分 | 11,090円 |
東海道本線 (普通列車) | 約6時間 | 6,380円 |
高速バス (昼便) | 約5時間 〜6時間半 | 2,400円〜 |
高速バス (夜行) | 約6時間 | 2,400円〜 |
名古屋〜東京を速く快適に移動するなら、東海道新幹線の利用がおすすめです。
宿泊をともなう旅行なら、新幹線の往復とホテル1泊がセットになった「新幹線+宿泊プラン」を使う方法もあります。
新幹線+宿泊プランをもう一度チェックしたい方はこちら!
新幹線を安く利用したい場合は、「EX早特」といった割引サービスを使うとおトクです。
EX早特をもう一度チェックしたい方はこちら!
また、とにかく安く移動したい方には、高速バスもおすすめです。
渋滞のリスクはありますが、乗り換えなしで移動でき、夜行バスを使えば朝から行動できます。
名古屋~東京間の新幹線で安く乗る方法|よくある質問

最後に名古屋〜東京間の新幹線に乗車する際のよくある質問をまとめました。
- Q宿泊をともなう名古屋~東京間を往復利用の場合は?
- A
宿泊をともなう旅行の場合は、「新幹線+ホテルパック」がおすすめです。
安いプランの場合、新幹線の正規価格よりも安く、更に宿泊がついてきます。
- Q名古屋~東京間を新幹線を使って片道で安く行く方法は?
- A
名古屋~東京間を新幹線で安く行く場合、事前に予定が決まっているなら「EX早特21」がおすすめです。
いずれも、JRの「エクスプレス予約」・「スマートEX」会員限定です。
- Q日帰りで名古屋~東京間を新幹線で往復する場合は?
- A
日帰りの場合は、「日帰りパック」がおすすめです。
時間などの条件が合えばJR東海ツアーズなどで発売している「ずらし旅」がおトクです。
- Q当日(直前)に名古屋〜東京間の東海道新幹線を安く利用する方法は?
- A
エクスプレス会員の場合は、乗車券と特急券がセットになった「エクスプレス予約」、特急券のみ安く購入できる「e特急券」は当日でも購入可能です。
また、自由席を利用すると、指定席に比べて330円~1,140円安くなります。
- Q東海道新幹線 名古屋〜東京間で回数券はありますか?
- A
東海道新幹線の回数券は、2025年3月31日をもって利用終了となったため、2025年9月現在、回数券はありません。
- Q東海道新幹線の自由席は何号車?
- A
基本的に
「のぞみ」は1・2号車
「ひかり」は1号車~5号車
「こだま」は1号車~6号車、13号車~16号車です。
※列車によって異なる場合があります。
今回は名古屋〜東京間の東海道新幹線で安く行く方法を紹介しました。
新幹線とホテルをセットで予約する場合、「新幹線+ホテルパック」がおすすめです。
前日までの予約が必要、列車の時間が変更できないというデメリットはありますが、新幹線の往復料金でホテルが1泊ついてくるのは魅力的です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
\新幹線とホテルのセットでおトク/